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つぶやき募金:Twitterでの慈善活動の可能性

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Twitterは、情報配信やユーザーの大量獲得に著しく有効なツールとして、規模の大小を問わず企業やブランドから歓迎されはじめている。しかし、非営利団体にとってはどうなのだろうか。慈善目的の募金活動に関して、ソーシャルメディアの実力は疑問視されてきた。数ヵ月前にWashington Post紙が報じたところによると、Facebookで非営利団体が寄付を集めるための人気アプリであるCausesは、大量のユーザーがいるにも関わらず、多くの基金を集めることができていないという(同アプリケーションのページによると、月間2600万人のユーザーがいる)。

現在のソーシャルメディア界の雄であるTwitterは、続々と慈善目的に使われ始めている。認知度向のためだけでなく、Twitterには募金を集める可能性がある。Twitter界(Twittosphere)で成功している取り組みの一つに、去る2月に行われたTwestivalがある。そこでは、 charity:waterという途上国に清潔な飲料水を供給することを目的とする非営利団体が、25万ドルの募金を集めた。有志によって運営されているこの団体は、200近い都市でTwitterコミュニティーによるイベントを実施した。25万ドルといえば、マイクロブロギングネットワークで集めた金額としては膨大に聞こえるが、Twestivalの目標額である$1M(100万ドル)にはほど遠い。

それでも、バイラルでリアルタイムであるというTwitterの特徴を活用することによって、迅速(かつ比較的安価)に募金を集めることができる。これもTwitterベースの慈善プロジェクトであるTweetsgivingは、2008年11月、タンザニアの学校に教室を作るための資金1万ドルを、わずか48時間で集めた。Beth Kantorの報告によると、90分の間にTwitter経由で$3000が集まったという。

他には「ゲリラフォロワー戦術」をとる慈善団体もあり、「フォロワー・チャレンジ」を開催して大義のために募金を集めている。例えば、Lance ArmstrongのLivestrong Foundationは最近、同団体のCEOであるDoug Ulmanが3日間でフォロワー2万5000人を集めることができたら2万5000ドル寄付する、という篤志家を見つけてきた(開始時点でのフォロワー数は約1万人)。Ulmanは2万5000人を突破して目的を果たすことができた。

Ashton Kutcherは、競争に博愛的要素を加味し、CNNとフォロワー100万人達成を競先して勝ったら「マラリア撲滅」に寄付することを約束し、勝利を収めた。さらにKutcherはこの直後、追加の募金活動を開始した。Hugh Jackmanが最近Twitterで募ったチャレンジは、140文字制限の中で、自らを一番うまく説明した慈善活動に対して10万ドルを寄付するというものだった。

もっと小さな規模でも、Twitterというプラットホームには他のソーシャルメディアにはない能力が備わっている。例えばハッシュタグが、特定のトレンドを簡単に探して見分けられることから、Twitter上での募金活動の一部となっている。Blame Drew’s Cancer(ハッシュタグ: #blamedrewscancer)がその典型例だ。最近、ホジキンリンパ腫を発病したDrew Olanoff氏は、Twitterで何か苦情を言う人たちに、#BlameDrewsCancerのハッシュタグを使ってもらおうと、Blame Drew’s Cancer(Drewの癌のせいだ)を立ち上げた。そのつぶやきは、NPO団体から多額の寄付を得ることを期待して、www.blamedrewscancer.comに集められた。最近同サイトは、Livestrongがパートナーになることを公表した。

上に挙げた例は、NPOや慈善家たちがTwitterを使って募金を集めた例のごく一部にすぎない。TwollarsTweet4Goodもまた、NPOがTwitterで募金を集めるための興味ある方法を提供している。そして、慈善団体が募金を集める道具としてTwitterのバイラルな性質を活用する、そんな説得力ある方法が他にも数多くあることは間違いない。

ソーシャルメディアサイトを通じて集めた数千、数万ドルという金額など、ダイレクトメールやイベントなどの従来方式による数百万ドルと比べれば取りに足らないと水を差す人たちもいる。しかし、慈善団体の殆どが新しいテクノロジーに関して奥手であることを考えれば、この早い時期での成功例は、未知の可能性を明確に示すものに違いない。これは、Twitterが既存の募金方法を置き換えるということではないが、募金活動を多様化するための低コストでかつ人を引き付ける方法ではある。そしてこの経済状況下にあって、多様化の重要性は無視できない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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