MicrosoftのBing、検索シェアで再度Yahooを抜く

次の記事

おいGoogleたまにはインデクスを更新しろよ(とBingが言った)

トラフィックのモニターサービス、StatCounterから新しい数字が発表された。それによると、アメリカの検索市場で、MicrosoftのBingがYahoo Searchを抜いた。 これはBingのスタート以来これで2回目。一般公開の直後、BingはYahoo Searchたった1日だが、追い越したことがあった。これはスタート当初のもの珍しさによるものだろうと思われてきた。しかしBingはきわめて優秀なサービスであることが判明し、スタート後1月たつ現在、多くの一般ユーザーが試用してみるようになっている。

新しいデータによると、Bingは、comScoreのデータ同様、アメリカ市場で躍進し、12.9%のシェアを得ている。 これによってBingはYahoo Search(10.15%)を抜いた。マウンテンビューの巨人、Googleは依然、お山の大将で、アメリカで75%のシェアを確保している。

StatCounterのCEO Aodhan Cullenは、BingがYahoo Searchを抜いたことについて「Bingの飛躍は、New York Timesのオンライン版で7月8日、紙で9日に掲載されたGoogleよりBingが優れている点を好意的に紹介した記事の影響ではないかと思う」とコメントした。私はどちらかというと、それとは関係なく、Bingの自然な成長の過程ではないかと見ている。というのも、MicrosoftはBingに勢いをつけるべく検索対象にTwitterメッセージを含めたりHotmailサービスに組み込むなど、製品の改良に途方もない努力を続けているからだ。これまでの着実なシェアの拡大が単に新聞の記事一つの影響とは考えにくい。

いずれにせよ、Googleが検索エンジンのリーダーの地位を脅かされることはありえないだろうが、他の検索エンジンにとっては手ごわいライバルの出現ということになりそうだ。Microsoftは正しい方向に進んでおり、ユーザーもそれに気づき始めた。Bingの進化は注目に値する。

アップデート: コメント欄で指摘があったが、グラフによると、Yahoo Searchのシェアは比較的安定しており、Bingのシェアの増減は直接にGoogleのシェアの変化に連動しているように見える。〔下はBingのシェアにGoogleのシェアを上下反転して重ねたグラフ〕。これも興味深い点だ。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01