私がiPhoneをやめてGoogle Voiceの虜になった理由

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7月の終りに私は、将来iPhoneとAT&Tをやめ、携帯番号をGoogle Voiceに移行して、好きなモバイル機器を(あるいは多数を同時に)使うつもりであると宣言した。本日(米国時間8/9)、謹んでこの計画の最新状況をお伝えしたい ― 移行完了。もはや私はiPhone教団の一員ではない。

番号をGoogle Voiceに移行するには3日を要したが、これは事前に聞かされていたことだ。米国のモバイルキャリアー各社は、相互の番号移行については比較的簡単にできるしくみを作っていて、手続きは数時間で完了する。しかし、番号をGoogle Voiceに移行しようという客を手助けすることにはあまり熱心ではないために、余分な日数がかかったのである。かつ、私はGoogle Voiceに番号移行した最初の何人かだったので、人柱にはいろいろと起きるのが常だ。

一週間前、私はAT&TとiPhoneの不幸なユーザーだった。自宅に携帯電波が届かないために、しょっちゅう大切な電話を受け損ねていた。

今日から私は、幸せなGoogle Voiceユーザーである。以前の携帯番号、つまり私の知人が既に知っている番号に電話がかかると、自宅のVonageの電話と、使い始めたばかりのTMobile myTouch 3G Android機の両方が同時に鳴る(ちなみに、TMobileはここわが家でもしっかり使える)。新しい電話機に変えたくなったら、Google Voiceの設定を変更するだけで電話が転送されてくる。もう、どこのキャリアーの締め付けにあうこともない。

16すべての通話が二つの電話に同時にかかってくるだけでなく、ボイスメールもすべてGoogle Voiceで集約され、文字起こしされてメールとSMSで送られてくる(Google Voiceの詳しい解説はこちら)。そして私はAndroid用のGoogle Voiceアプリケーションを使っているので、かけた電話の発信者番号は、携帯電話に割り振られた番号ではなく、元の私の番号になる。

Google Voice最高の機能といえるのが通話拒否設定だ。SMSや通話でスパムを送り続ける相手がいたら、ワンクリックで二度と通話もSMSも来なくなる。

で、何か不都合は?

AT&Tに解約手数料$175を払わなければならなかったこと。それだけの話。

そしてこのmyTouchという機種(TMobileがテスト期間用無料で提供してくれたもの)は、すばらしいハードウェアである。私はiPhone 3GSより優れていると確信している。カメラやビデオの立ち上がりは速いし、ウェブページはiPhone/AT&Tの2/3の時間で読み込まれる(たぶんiPhoneよりAT&Tの責任だろうが)。Androidアプリは電話機の内蔵機能にもアクセスできるので、断然面白い(だから例えば、iPhoneでは禁止されたGoogle Voiceが、myTouchの内蔵電話アプリに取って代ることができる)。さらにはGoogle Talkのようなアプリをバックグラウンドに常駐させることができるので、知人とのチャット画面を開きっぱなしにしておくことも可能だ。

Google Voiceは完璧に近いサービスだと言ってもよい。唯一望むなら、MVNO(仮想移動体通信事業者)になって、自らモバイルサービスを提供してくれることくらいだ。あとテザリングもできれば嬉しいだろう。しかし今のところ、私はこのモバイル環境に非常に満足している。もう、キャリアと直接やりとりするつもりはない。

携帯番号をGoogle Voiceに移行して、私と同じことがしたい人へ。今すぐにはできないが、今年中には移行サービスが一般公開される。それまでにキャリアーと長期契約を結ぶことのないように。もうすぐみなさんにも、すばらしい生活が待っている。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)