FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり)

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FacebookFriendFeedを買収したという情報が入ってきた。現在詳細情報を収集しているところだ。

現在のところ、十分な詳細情報は明らかとなっていない。ただ今回の買収がお似合いのものであることは間違いないだろう。昨年ないしもっと以前から、FacebookはFriendFeedの人気機能である「Like」などを「借用」してきた。またFriendFeedのリアルタイム性に追いつくべく開発も進めてきていた。

FacebookはこれまでにFriendFeedに搭載されている機能を一部実装してはいる。したがって両者の機能に重なり合う部分があるのは確かだ。しかし依然として数々の面ででFriendFeedがFacebookのニュースフィードを凌駕している。たとえばFriendFeedではコメントが付くと、元記事がトップに掲載されるようになる。またFriendFeedは、Facebookのように利用者が手動で画面を更新する必要はなく、真のリアルタイム性を実現している。

ただ、今回の買収でFacebookが手に入れたものは機能面というよりもFriendFeedの開発チームだと言った方が良いだろう。最も有名なのはおそらくPaul Buchheitということになるだろうか。Gmailの開発責任者であり、初期Googleで(実に利益をあげた)広告プロダクトを実現した人物だ。またGoogleの「Don’t be evil」というモットーの信奉者でもあった。Google出身の共同設立者としては他にもBret TaylorJim Norris、それにSanjeev Singhなども名を連ねている。

これでFacebookのTwitterに対する追撃態勢が整ったというわけだ。

Update:尚、本記事の後に掲載されたFacebookのVP ProductsであるChris CoxとFriendFeedの共同設立者であるBret Taylorのインタビュー記事は必見だ。インタビューの中でFriendFeedの将来およびFacebookとの統合について語り合っている。

Update 2:FriendFeedはブログに今回の買収を認める記事を掲載した。FriendFeedのBret Taylorによれば、FriendFeedはしばらくの間現在の形におけるサービスも継続するとのこと。統合することになった両者は、長期的な観点からプロダクトの将来像について検討を進めているところらしい。また、APIについても当面の間は現状のままで動作する。

Update 3:Facebookは以下のプレスリリースを発表した(訳注:以下、英文のまま掲載いたします)。

PALO ALTO, CALIF.—August 10, 2009—Facebook today announced that it has agreed to acquire FriendFeed, the innovative service for sharing online. As part of the agreement, all FriendFeed employees will join Facebook and FriendFeed’s four founders will hold senior roles on Facebook’s engineering and product teams.

“Facebook and FriendFeed share a common vision of giving people tools to share and connect with their friends,” said Bret Taylor, a FriendFeed co-founder and, previously, the group product manager who launched Google Maps. “We can’t wait to join the team and bring many of the innovations we’ve developed at FriendFeed to Facebook’s 250 million users around the world.”

“As we spent time with Mark and his leadership team, we were impressed by the open, creative culture they’ve built and their desire to have us contribute to it,” said Paul Buchheit, another FriendFeed co-founder. Buchheit, the Google engineer behind Gmail and the originator of Google’s “Don’t be evil” motto, added, “It was immediately obvious to us how passionate Facebook’s engineers are about creating simple, ground-breaking ways for people to share, and we are extremely excited to join such a like-minded group.”

Taylor and Buchheit founded FriendFeed along with Jim Norris and Sanjeev Singh in October 2007 after all four played key roles at Google for products like Gmail and Google Maps. At FriendFeed, they’ve brought together a world-class team of engineers and designers.

“Since I first tried FriendFeed, I’ve admired their team for creating such a simple and elegant service for people to share information,” said Mark Zuckerberg, Facebook founder and CEO. “As this shows, our culture continues to make Facebook a place where the best engineers come to build things quickly that lots of people will use.”

FriendFeed is based in Mountain View, Calif. and has 12 employees. FriendFeed.com will continue to operate normally for the time being as the teams determine the longer term plans for the product.

Financial terms of the acquisition were not released.

原文へ

(翻訳:Maeda, H)

“FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり)” への27件のフィードバック

  1. re より:

    [news]FacebookがFriendFeedを買収…

    昨日、このブログに導入したFriendFeedですが、今朝ニュースを見てると、Facebookが買収したとのこと。
    Facebookとフィード機能は相性がすごく良さそうではありますが。
    googleの開発者(gmail開…

  2. […] 「FacebookがFriendFeedを買収」という記事を読んで。 […]

  3. […] FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり) FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり) […]

  4. […] 今朝(米国時間8/10)TechCrunchで掲載を始めたFacebookのFriendFeed買収劇についての詳報がさらに集まりつつある。そのような中、FriendFeedの共同設立者であるBret Taylor(写真右)と、FacebookのVP ProductsであるChris Coxに、今回の買収の内容と今後展開されるであろうプロダクト統合戦略について話を聞くことができた。 […]

  5. […] 最初のケースはFacebookによるFriendFeedの買収で、金額はまだ明らかになっていない。BenchmarkはFriendfeedに対する唯一のベンチャーキャピタル投資家で、2008年に$5M(500万ドル)を調達した。Facebookによる買収の代金としてBenchmarkはFacebookの株を取得することに成功した。これでBenchmarkにとってFacebookの株式上場が大きな楽しみになってきたわけだ。 […]

  6. […] FacebookがFriendFeedを買収するという発表から数時間で、今度はFacebookの改良された新しい検索機能が一般公開されることが明らかになった。この新しい検索機能は6月から非公開でテスト中だったもので、ユーザーは共有されたコンテンツ、友達のステータス情報、フォローしているページなどが検索対象となる。そしておそらくこれが一番重要な点だが、友達以外のメンバーからのものでも「誰にでも(everyone)」公開されているアップデートが検索できるようになった。つまり、Facebookは明らかにTwitterの弱みに攻撃をかける構えだ。 […]

  7. […] FriendfeedがFacebookに買収されたという報道がありましたが […]

  8. […] 業界はFacebookのFriendFeed買収の話題でもちきりだ。いったいFacebookはいくら払ったのか? どうやらそれが判明したようだ。Wall Street Journalによると、FacebookはFriendFeedに$50M(5千万ドル)を支払うことで合意した。内訳は、キャッシュが$15M(1500万ドル)、Facebookの株式が$32.5M(3250万ドル)相当(最近の評価額による)という。 […]

  9. […] これはすごい FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり) […]

  10. FacebookがFriendFeedを買収-どう融合していくか楽しみ…

    驚いたというか、世界最大と言ってもいいSNSのFacebookがライフストリーミングの世界では玄人好みのサービスを提供しているFriendFeedを買収したというのだ。TechCrunchの記事「FacebookがFriendFee…

  11. […] サイトのデザインは今のところきわめてスパルタ的だ。(もっともスタート当初のDeliciousもそうだった)。しか会話のやり取りを追うのは簡単だ。このスレッドがよいサンプルになるだろう。現在、スレッドはネストせず、1レベルのみなので、FriendFeedのコメント欄によく似た印象を与える。言うまでもなく、FriendFeedは今日(米国時間8/11)、Facebookによって買収されたばかりで、その将来は不透明だ。 […]

  12. […] FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり) (tags: friendfeed facebook) コメントを書く […]

  13. […] しかし手違いであれ何であれ、情報は広く伝わってしまい、皆このFacebook Liteなる新サービスがどういった性質のものなのか推測をたくましくしている。TwitterやFriendFeedとの関係をめぐっての推測が特に熱心に語られているようだ。その理由ははっきりしている。まずFacebookとTwitterは今もっともホットなソーシャルサービスとしてライバル関係にある。第2に、FacebookはFriendFeedを$50M(5千万ドル)で買ったばかりだ。そこでFacebookはFrinedFeedやTwitterのようなサービスを提供しようとしているのではないかという推測が出てくる。第3に、Facebook LiteのスクリーンショットがTwitterやFriendFeedに似ている印象を与える。 […]

  14. […] Facebookが、月曜日(米国時間8/10)にFriendFeedを買収するとともにリアルタイム検索のスイッチを入れてTwitterとのストリーム戦争を有利にしたのに続き、もっとTwitterに似たLiteバージョンを作っただけではまだ足りず、さらにTwitterを心配させる出来事が起きた。Facebookは米国内でTwitter以上の速さで成長している。4倍以上の規模であるにもかかわらず。 […]

  15. […] 7.FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり)(8/11) […]

  16. […] Facebook が FriendFeed を買収 […]

  17. […] さらに重要な点は、買収された企業が買収した企業のビジネス戦略において重要な役割を担っていることだ。(Amazon-Zappos、Facebook-Friendfeed、Google-On2、Yahoo!-Xoopit、VMWare-Springsource、RIM-Torch Mobile、Intuit-Mint、等々)。一部の大手企業は繰り返し戦略的企業買収を行っている。(Adobe、 EMC、IBM、Thomson Reuters、Yahoo!、Google、等々)。またM&Aの件数は各分野(エンドユーザー向けウェブ事業、通販、広告、エンタープライズ、エコ技術、等々)にわたって平均して増加している。 […]

  18. […] Twitterの若かりしころには、新しいつぶやきが入ってくるたびにリアルタイムでページの自動更新をやっていた。そしてサービスが巨大化しスケーラビリティの面での弱点を露呈し始めると、それまでのいろいろな機能が廃止され、中でもこの自動更新機能は真っ先に廃止されたものの一員だ。FriendFeedもFacebookに買収される前にこれと似たストリームのライブ更新を実装し、ユーザの参加性の強化に成功したようだ。Twitterには今、ウィジェットを使うライブ更新機能がある。 […]

  19. […] Facebookが数か月前にFriendFeedを買収したときは、このサービスが今後どうなるのか誰にも分からなかった。買収の目的は主にFriendFeedの人材だと言われていたので、サービスそのものは衰退するのかと思われた。たしかに、ある意味では衰退した。しかし今日(米国時間12/21)明らかになったように、それでもなお、Facebookのお役には立てるようだ。新しい技術を試験する場として。 […]

  20. […] Twitterで検索するのは非常に面白い。ただ検索結果の99.9%は、興味のない人の行ったツイートだったりはする。Twitterが人々の「関係」に基礎を置くサービスであることを鑑みれば、フォローしている人のツイートだけを検索するという機能があっても良いのではなかろうか。FriendFeedはFacebookに買収されて、ある意味で無くなってしまうまでは、知人の発言のみを検索する機能を備えていた。Twitterにもついに同様の機能を提供するサービスが登場した。そのサービスとはFlocking.meだ。 […]

  21. […] Facebookに買収されてからというもの、FriendFeedは終わってしまったかのような感じだった。FriendFeedを潰してしまうようなことはないという言質はありながら、アクティビティは縮小し、多くの利用者が離れていってしまっていた。サービスの運用は続いていたものの、種々の面で競合サービスに劣るようになってきていた。たとえばFriendFeedの主コンテンツであるツイートは、リアルタイムで表示されず、1時間程度遅れてしまうようになっていた。しかし今日になってツイートがまたリアルタイムで表示されるようになった。 […]

  22. […] たしかにFriendFeedによく似ている。しかし、Facebookに買収されるまで、FriendFeedが決して持つことのなかった決定的な要素がBuzzにはある。膨大なユーザー基盤である。上の文章で肝心な部分を見落としたかもしれない。BuzzはGmailの中にある。新しいソーシャルサービスを一から作るかわりに、GoogleはBuzzを自社のメールサービスの重要部分(受信箱のすぐ下)に位置づけたのである。comScoreによると毎月1億7600万ユニークユーザーが訪れるというその場所に。 […]

  23. […] FriendFeedが好きだったのは、あちこちのソーシャルデータを集めてきて、それらを整理して見せてくれるからだった。それが本格的に普及する前に、FriendFeedはFacebookに買収されてしまったが、でもそんなサービスへのニーズは今でもある。Facebookは、努力はしているようだがまだこの問題を解決していない。また、さんざん騒がれたGoogle Buzzにもその機能はない。この問題に取り組んでいるスタートアップは少なくとも10社以上あるが、FriendFeedほどできの良いものはまだどこも提供していない。しかし、これから紹介するKnowmoreという隠密スタートアップは、期待が持てそうだ。 […]

  24. […] こう言えば、いささか大げさで、無用に不安を煽るセンセーショナリズムだと批判されるかもしれない。しかし、FacebookがBret Taylorの才能をいかに的確に利用しているか考えてみるといい。Taylorは以前、小さなソーシャル・ネットワークを作った”(もちろん昨年Facebookが買収したFriendFeedのことだ)。今やTaylorはFacebookの新方針を推進するチームのリーダーを務めている。Taylorは今朝のキーノートでFriendFeedの開発を進めたときFacebookConnectがいかに役立ったかを率直に語った。 […]

  25. […] Livefyreは、彼らとは違うやり方を二つ使う。まず、同社によれば世界で初めての、Web上の本当にリアルタイムのコメントシステムを提供する。今リアルタイムと称しているものはサーバをpingするので*、1分前後の遅延が生ずる、とKretchmerは言う。LiveFyreはリアルタイムメッセージングの標準プロトコルであるXMPPを使うので、サーバをpingしなくてもコメントが得られる。実際に使っているのはTornadoだが、これは元々FriendFeedのバックボーンで、昨年FriendFeedを買収したFacebookがオープンソースにした。〔*: ping, 接続確認のための打診, pingは元々はUNIX上の有名な通信プログラムの名前。〕 […]

  26. […] FacebookがFriendFeedを買収 […]

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