Opera 10ついに正式リリース: Turbo機能も完璧に動作します

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Webのセキュリティ努力のゴールにあるのは「絶望」のみ

先週発表されたOpera 10のリリース候補をいろいろテストして、ぼくの目から見て合格かどうか、ブラウザをOperaに乗り換える気になるかどうか、検証してみた(ぼくは仕事でWebを使っているから評価基準は相当に高い)。

この前の記事で書いたように、OperaはInternet ExplorerやMozilla Firefoxが13年かかって獲得したデスクトップブラウザのテリトリーに、まだほとんど食い込んでいない。でもOperaのファンは、ブラウザという技術製品についてそんなことしか言えねーのかと怒るだろう。今日(米国時間9/1)やっとOpera 10が正式リリースしたが、ぼくがそれまでの1週間試用した経験から言うと、まず、このブラウザに熱心なファンがいるのは当然だと思う。

なによりもまず、Opera 10は速いと感じる。超速い、と言ってもいい。Google Chromeを初めて使ったときに感じたコーフンに近いと思った。あくまでも感じでしかないし、ブラウザのスピードを本格的に調べる方法も知らないが、Operaによると、リソース集約的なページでは前のOpera 9.6の1.4倍速いそうだ。スピードを重視する人は、きっと気に入るだろう。なにしろ「ぶっ飛び」という感じだから。

デザインも相当変わったようだが、ぼくは前のバージョンをそれほど使い込んでいないので、その点はあんましよく分からない。でもとにかく、Opera 10のインタフェイスのルック&フィールがとても分かりやすいことは確かだ。たとえば、タブのサイズを変えてページのサムネイルが見れる機能なんか、とてもいかしてる。2007年に導入された‘スピードダイアル’と同じく、ほかのブラウザがすぐに真似しそうだ。

Opera 10にはTurboという新機能がある。これは、接続が遅いとき(3Gや遅いWiFiなど)にWebサーフィンをスピードアップしてくれる機能だ。このほか、多くのバグフィクスと、使いやすさやWebの標準準拠性の点での改良、自動更新、スペルチェックの組み込み化、Opera Mailとの統合性の改良、などが盛り込まれている。今回のリリースにないものは: Opera Uniteと新しいJavaScriptエンジンCarakanだ。後者は従来のOpera上のJavaScriptエンジンの2.5倍速いそうだ。

とにかく、前宣伝どおりに動くとしか言えないが、シェアがやや増える可能性は感じる。ぼく自身はOperaに完全に乗り換えることは今後もたぶんないと思うが、とにかくデスクトップブラウザとしては速いし、良くできている、すばらしい、とお世辞抜きで言えることは確かだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))