Wordpress.com、記事フィードでRSSCloudをサポート

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RSSCloudは、フィードの新しいフォーマット仕様で、ポーリングや通知の問題を解決するものだ。フィードにcloudエレメントを追加して、フィードが更新された際に通知するクラウドサーバーのパスを記述しておく。するとクラウドサーバーが、更新されたフィードコンテンツを全購読者およびアグリゲーターに配信する。このプロセスについての解説はRSSCloudのウェブサイトにある。

プロトコルを設計したDave Winerは、元のRSS仕様の原案を作った人物で、フィードをコンテンツを集約する方法として使ったパイオニアだ。RSSCloudを使うと、フィードを今以上に反応良く、リアルタイムに行えるようになる。ポーリングモデル(「もうできているんだっけ」)と異なり、更新内容と更新通知をクラウドサーバーとAPIを使って購読者にプッシュ通知する。

この新プロトコルは、今日(米国時間9/7)Wordpress.comが、すべての記事フィードについてcloudタグを有効にしたことによって、大きく前進した(コメントフィードは後日サポートされる予定)。Winerが今日この件についてTwitterに書いたところ、AutomatticのMatt Mullenwegがメールで、Wordpress.comのブログフィードはすべてcloudタグをサポートしていることを確認した。例えば次のWordpressのフィードのソースを見ると、新しいタグが入っているのがわかる。

<cloud domain='rsscloud.wordpress.com' port='80' path='/?rsscloud=notify' registerProcedure='' protocol='http-post' />

クラウド通知サーバーは、フィード中のchannelごとに指定する。これで、新プロトコルをサポートするクライアントツールは、ユーザーが購読しているWordpress.comブログに新しい記事が掲載されるたびに、更新のプッシュ通知を受けることになる。

またこれは、リアルタイムウェブのための新フォーマット戦争の始まりという意味でもある。かつてのRSS対Atomのバトルの再来だ。Brad Fitzpatrick率いる別の開発者グループは、pubsubhubbubとして知られるフォーマットおよびクラウドハブを公開し、現在Google Readerがサポートしている。Wordpress.comがRSSCloud陣営に加わったことや、どちらのプロトコルやフォーマットや方式が良いかについては、活発な議論が起きることだろう(このブログでも議論になるのは間違いない)。

TwitterやFriendfeedなどサービスは、リアルタイムデータや更新を集中管理している。RSSCloudなどのプロトコルが広くサポートされるようになることは、こうしたサービスの分散化への第一歩だ。

アップデート:WordPress.comのブログに新機能についての記事が掲載された

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(翻訳:Nob Takahashi)