TC50: プログラミング技術を競うバトルフィールドを提供するTrollim

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プログラム作成という仕事は、業界的にかなり競争の激しい社会だ。プログラマたちは、これまで積み上げたスキルや能力を比較されることも多い。TechCrunch50に登場したTrollimは、コーディングバトルを通じてコーディングスキルの能力を検証するバトルフィールドとしても機能する、プログラマ向けソーシャルネットワークの提供を行う。

このネットワークに登録すると利用者は「トロル」(trolls)として扱われることになる。尚、登録時には年齢、住所、利用可能言語(C++、Ruby、PHP等)などのプロフィール情報を登録するようになっている。登録完了時にはTrollimが利用者にプログラムのコードを提示して、ユーザの能力を判定するためのテストを行う。認定されるスキルレベルは1から5の間となる。このスキルレベル認定が終わると、サイトに登録されている他のユーザにプログラムコードの修正技能を競うタイマン勝負を挑んだり、複数のユーザが参加するバトルに参加することができるようになる。こうしたバトルで勝利を収めると、Trollimの認定プログラムによってスキルレベルが再評価されてスキルが上がっていくことになる。対戦相手は国別、スキルレベル別、ないし年齢別で選ぶことができ、いろいろな人とのバトルを楽しむことができるようになっている。これまでの戦績や指標ないしこれまでの達成度などのデータを観ることもできる。またレーティング情報をウィジェットにしてブログやウェブに貼り付けることもできる。

Trollimとしては、能力の高いプログラマを見つけるために、企業にもサイトを利用してもらいたいと考えている。たとえばTechCrunchで能力の高いRubyプログラマを探している場合、TechCrunch主催でプログラマ間のバトルを主催することができるようだ。企業側は勝者に賞品(あるいは雇用機会)を提供し、参加者の詳細データをTrollimから受け取ることができる(但し参加者の合意に基づく)。

エキスパートパネルのQ&A(概要)

エキスパートパネル参加者:Satish Dharmaraj、Lior Zorea、Bradley Horowitz、Tim O’Reilly、Kevin Rose

TO:いくつか気になる点もありますが、アイデアは面白いですね。スキル獲得にはアセスメントがキーになります。コードに基づいたアセスメントはどのようにして行っているのですか?

A:ユーザのテストにはバグ入りのコードを用いています。ユーザによって修正内容が異なるので、これによってテスト受験者の能力を判定します。

BH:テストというのはデバッグするものだけですか?

A:そうです。

BH:しかし雇いたいのが「開発者」の場合はどうなのでしょう。何時間もプログラミングを続ける能力も必要ですね。デバッグ能力では測れない能力も必要になってくると思います。

SD:アイデアは非常に気に入りました。能力のアセスメントというよりも、ゲーム性を増した方が良いのかもしれませんね。

A:2つの側面があると思っています。もちろんゲーム性も意識していますが、企業の方にも利用して貰いたいと考えているのです。

KR:ゲーム的なものが面白いと思いますね。プロフィールとして公開することもできるのですね?

A:レーティングウィジェットとして公開することができます。サイトにはトロルビレッジもあって、企業向けのレーティングも用意します。

LZ:対象として考えているのは小規模の企業ですか?

A:5つの異なるレベルを想定していて、さまざまな対象にアプローチできると考えています。

写真:
trollimstage

ビデオ:

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Trollim throws programming gauntlet SDTimes.

 

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(翻訳:Maeda, H)