iPhoneでとうとうGmailのプッシュ通知が実現―意外にもMicrosoftのおかげ

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comic_mf_v3_flat_8bitついにiPhoneでGmailのプッシュ通知が実現した。それが意外にもMicrosoftのおかげなのだ。

いや、Apple自身のiPhoneメール・アプリにプッシュ通知のサポートが加えられたわけではない。それではあまりに理の当然過ぎて、残念ながらAppleがそんなことをするはずがない。どうやらGoogleはGoogleSyncを利用してAppleをうまく出し抜く方法を見つけたようだ。

この方法を利用するには、まずGoogleのアカウントを認証に利用してiPhone上にMicrosoft Exchangeのアカウントをセットアップする必要がある。詳しい手順はこちらを参照。以前からこの方法はカレンダーなど他のGoogleアプリで利用されていた。今回、Gmailもサポートされのは大きな進展だ。これで新しいメッセージが着信すると即座に通知されるようになった。

iPhoneのGmailユーザーの多くにとって福音だろう。今まではいちいちGmaiを開いて手動でメッセージを確認しなければならなかった。メールをチェックする間隔が長くなればそれだけメッセージの入手が遅れることになる。AppleはiPhoneでプッシュ通知をサポートしているくせに、どういう訳か分からないが、メール・アプリでは手動チェックしかサポートしていない。Gmailのプッシュ通知はAndroidやPalm Preで問題なく作動している。

Gmailにプッシュ機能を加えようと今までもサードパーティーがいろいろなアプリを発表してきた。たとえば、Gpushなどがそうだが、App Storeに登録を承認されるまでにえらく長く待たされた。現在はBoxcar 2.0が承認待ちだ。

Googleが自社のアプリをiPhoneで作動させるために、今回も自分自身で手を下したというのがおもしろい。携帯用位置情報アプリのGoogleLaititudeをAppleがネーティブ・アプリとして受け入れることを拒否したとき、GoogleはSafariで作動するウェブ・アプリを作ってiPhoneユーザーに提供した。それに―もちろん、もちろん―われわれはAppleが現在拒否しているGoogle VoiceがiPhone上で作動するようになることを期待している。

Google SyncはすべてのGoogle Appsで有効だ。また個人でGmailとGoogle Calendarを使っているユーザーも利用できる。GoogleはiPhoneとiPodtouch向けに加えて、今日(米国時間9/22)、Windows Mobile携帯向けにもGmail のプッシュ機能のサポートを開始した。

アップデート: コメント欄でも指摘があったが、Microsoft Exchangeを利用するこの手法には限界もある。iPhoneはExchangeアカウントを1つだけしか認めていないため、会社の仕事用のGmailアカウントにExchangeを使っていると、プライベート用のGmailアカウントにはプッシュ機能が使えないことになる。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01