USBドライブを使って2台のコンピュータをリモートで超簡単に接続するiTwin

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[jp]「スタートアップに贈る言葉:世界を変えるはずだったことを忘れたのか?」への頓智・からのアンサーソング

〔訳者注記: iTwinは2009年TechCrunch50の勝ち残り50社/50製品のうち、紹介記事のコメントが84本ともっとも多かった製品です(次位は準優勝のCitySourcedで65本)。USBデバイスは相当高度なシステムを詰め込めるまでに進化しているので、Webと並んで無限の可能性をもつ領域と言えるでしょう。iTwinの使い方等は、同社のサイトに漫画による説明があります。〕

Screen shot 2009-09-12 at 11.11.54 AM

2台のコンピュータをリモートで接続することは、今でもたいへんな作業だ。両サイドが数々の難関を乗り越えて、やっと使える状態になる。まず、二者が同じソフトを動かし、いろんなパスワードを使い、そして接続を待つ。今日(米国時間9/14)TechCrunch50で紹介されたiTwinは、それを超簡単にできるようにする。

iTwinはリモートの接続をハードウェアにやらせる。2つの部分に分かれるUSBドライブを使い、そのどちらかの部分を片方のコンピュータにつなぎ、第二の部分を別のコンピュータにつなぐ。そうすると両者がすぐに、相手のコンピュータにアクセスできるようになる。2台のコンピュータがどこにあってもそれがケーブルで結ばれているような状態になるが、実際にはケーブルはなく、USBドライブとインターネットがあるだけだ。iTwinはそれを“ケーブルのないケーブル(cableless cable)”と呼ぶ。

彼らがこれを思いついたのは、ほかのコンピュータへのリモートアクセスが複雑すぎてたいへんと感じるユーザが多いことを知ったときだ。USBドライブの使い方はみんな知っているが、ほかのコンピュータのハードディスク全体を共有できるほどの容量がなかったり、セキュリティに不安があったりする。そこでiTwinは2つの技術(インターネットと暗号化)を組み合わせることにした。

これは技術者向けの製品ではなく、一般消費者が対象だ。もちろん、技術者が使ったってかまわないが。来年は全世界で2億基のフラッシュドライブが売れるらしいが、それがiTwinが狙う市場だ。

2010年の前半に99ドルで発売する予定。CEO のLux AnatharamanとCOOのKal Takruが本日のプレゼンを行った。同社はシンガポールの会社だ。

エキスパートパネルのQ&A(概要)

エキスパート: Don Dodge、Yossi Vardi、Ron Conway、George Zachary、Jason Hirschhorn

Q: セキュリティが最大の不安だね。

LA: 完全に暗号化されます。

Q: 向こうの半分が死んでたらどうなる?

LA:自分の半分は生きてますからデータは安全です。

Q: 社員は何人?

LA: われわれ二人と技術者三名です。

Q: リモートデスクトップが要らなくなる?

LA: それはありえます。

Q: コストはどれぐらい?

LA: 大量生産になれば、非常に安く作れます。ポータブルなストレージを負かしてしまうでしょう。

Q: 流通チャネルは?

KT: 最初はうちのWebストアからオンラインで売ります。最初はシンガポールで立ち上げ、半年以内に合衆国とヨーロッパに展開します。

Q: ファイルのシンク(sync, 同期化)が大きな問題だ。MicrosoftがLive Meshで無料でやってるようなことに、対抗できるかね?

LA: クラウドへのアップロードは、量がテラバイトのオーダーになると時間も費用もかかります。うちのは二人乗りのデバイスで、とても分かりやすく使いやすい製品です。

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関連記事:

TC50: iTwin allows encrypted, cableless file-sharing VentureBeat.
iTwin allows for easy file-sharing CoolestGadgets.
iTwin lets you share files over the internet Engadget.
iTwin Wireless USB Networking Device TFTS.
The iTwin lets you transfer files over the internet with ease, if you don’t already know how to do so Geek.com
Use iTwin USB To Share Data Between PCs Wirelessly, Share Data Overseas! TechnologyNerd.

[原文へ]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

“USBドライブを使って2台のコンピュータをリモートで超簡単に接続するiTwin” への2件のフィードバック

  1. […] 私達はそのひとつの流れにネットとハードの融合を挙げることに しました。例えばFitbit、iTwinといったスタートアップはネットとハードを巧みに組み合わせ、TechCrunch50の乱戦を戦い抜きました。注目すべきは彼らが立ち上がって間もない、もしくは数人のスタートアップであるということです。 […]

  2. […] 昨夜(米国時間1/6)の、Showstoppersと題するプレスイベント(CESにおける報道陣のためのイベント)で、iTwinの協同ファウンダKal Takruが、いい知らせをわれわれにくれた。彼らが2009年のTechCrunch 50のファイナリストだったことは、おぼえておられるだろう。同社は今、実際に製品を市場に出している。それは、多くのスタートアップがなかなかそこまで到達しない段階だ。忘れた人もいるかもしれないが、iTwinは、2台のコンピュータをワイヤレスで接続する単純なデバイスだ。半分を一台のコンピュータにつなぎ、もう半分をほかの一台につなぐ。そうすると、両者のあいだに暗号化された接続が形成される(直接ではなくインターネット経由)ので、ファイルを安全に共有できる。 […]

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