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Cloudera

Hadoopのクラスタをエンドユーザが容易にモニタできるCloudera Desktop

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Clouderaは1歳のスタートアップにしてはめざましい成長ぶりだ。バックに名のある投資家やアドバイザーが揃っていて、また技術者たちも経験豊富だ。ClouderaはHadoopによる客先システムの構築やクラウドからの処理サービスを提供する商用サイトだ。HadoopとClouderaの関係は、Linuxオペレーティングシステムとその商用配布系(ディストリビューション)のベンダ、たとえばRed Hatとの関係に似ている。昨日(米国時間9/30)のHadoop World: NYCでClouderaは、”Cloudera Desktop”を発表した。これはHadoopアプリケーションのための総合的なGUI(グラフィカルユーザインタフェイス)で、ジョブ管理やクラスタ管理のためのツールも含まれている。Clouderaは今、サービスの提供からソフトウェア本体の提供へ事業の重心を移しつつあるので、このような客先で使われるツールが重要である。

HadoopはJavaによるソフトウェアフレームワークで、Googleが公開しているコンピューティングインフラ〔主にMapReduce分散アルゴリズムの実装〕をApache Software Foundationがオープンソースで実装したものが、基になっている。Hadoopは、そこらのごくふつうのコンピュータが巨大なクラスターを形成して大量のデータを処理する形の、分散アプリケーションを支える。Clouderaは顧客先へのHadoopの配布を支援し、関連のサービスを提供する。Clouderaの今回のデスクトップソフトウェアにより、デベロッパ、アナリスト、アドミニストレータなどがHadoop分散システムにジョブを渡し、クラスタの状態を監視し、クラスタ上のデータを閲覧できるようになる。つまりHadoopを使ってデータを保存/処理するアプリケーションを、Clouderaの専門技術者ではなく同社の顧客企業の人たちが管理し監視できるようになる。

Cloudera DesktopはWebブラウザの中で動き、Windows、Macintosh、およびLinuxの上で使える。Desktop内のアプリケーションとして、クラスタ上のファイルのコピーや閲覧を行うファイルブラウザ、ジョブを作ってその再利用やカスタマイズに備えるジョブデザイナー、ジョブの実行状態を監視するジョブブラウザ、クラスタの状態監視/警報発信ダッシュボードなどがある。

Cloudera経由で現在Hadoopを使っているユーザ企業は、Google、Yahoo、Facebook( 関連本誌記事)、Amazon、AOL、Baiduなどなど巨人ぞろいだ。今日までClouderaは、$11M(1100万ドル)の資金をAccel PartnersGreylock Partnersから調達した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))