アメリカが一番ひどくくしゃみしているぞ?―Googleの「インフルトレンド」、22か国に拡大

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皆さん、予防注射は済ませたかな? インフルエンザの季節がやってきた。Googleは Google Flu Trends〔インフルトレンド〕の提供を従来の4ヶ国から22ヶ国に拡大した。Googleインフルトレンドはインフルエンザ関連の検索数を利用して流行の兆しをいち早く捕えようとするサービスだ。アメリカではGoogleのこのデータは政府のインフルエンザ流行に関するデータと92%の相関関係がある。しかし政府のデータは2週間後に発表されるので、インフルトレンドは早期警報として役に立つようだ。

さて、Googleインフルトレンドの世界地図を見ると、アメリカはすでに「赤」の「活発なインフルエンザの活動」地域となっていることがわかる。ヨーロッパ、ロシア、メキシコ、オーストラリアはまだ「赤」になっていない。果たしてアメリカでインフルエンザが事実流行しているのだろうか? それともアメリカ国民が心配症で、くしゃみをするたびに大慌てでコンピュータの前に座って、近所でインフルエンザが流行っているかか検索を始めるせいなのか?(ところで新型(豚)インフルエンザだが、正しい情報を知ってパニックを起こさないように)。

アメリカでインフルエンザ関連の兆候(少なくとも検索数)が多い理由について、私はGoogleに尋ねてみた。これはGoogleがアメリカに関してより詳しいデータを持っているためなのか? それに対する広報担当の回答は―

“いいえ。アメリカはすでにこの季節としては高いインフルエンザ感染にさらされているとみるべきでしょう。これはわれわれがアメリカのデータをたくさん持っているからではありません。アメリカにおける過去の検索数のグラフと比較してみるとわかります。現在のインフルエンザ関連の検索数はこの時期の過去の平均より高い。たとえば昨年は、ピークは2月を中心にした冬季にありますが、今年はすでに去年のピークのレベルに達しています。やはりこの警報をまじめに受け取って適切な予防法を習慣づけて、健康に過ごしてください。”

またなるべく握手をしないことも感染の拡大を防ぐのに効果がある。ただしオーストラリアは別。オーストラリア人は握手が好きだから、しないと変な目で見られる。また南半球では春に入ったところなのでインフルエンザの活動は低くなっている。

下はGoogleがどのようにしてインフルトレンドによる予測を行っているか説明しているビデオ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01