明日のWebを支配するのはTwitterとFacebookだ, Googleではないという説

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Founder’s FundSean Parkerが、今日(米国時間10/22)サンフランシスコで行われたWeb 2.0 Summitで、明日のWebを支配するのはFacebookとTwitterとAppleとeBayであり、Googleではないというお話をした。

Parkerは、今がインターネットの第一フェーズから第二フェーズへの移行期だと見ており、第一フェーズはYahooやGoogleのような”情報サービス”が支配したという。しかし彼の考えでは、第二フェーズを支配するのは、FacebookやTwitterに代表される”ネットワークサービス”だ。

Googleは今後もずっと巨大かつ有用であり続けるが、それほど優勢ではなくなる。データを集めることは、人びとを結びつけることに比べて価値が低いからだ。

彼はソーシャルネットワーク全般についても語ったが、それはFacebookのファウンダの一人であった彼にとっては重要な話題だ。

Parker曰く、データのポータビリティ(可搬性)をめぐる議論はまやかしだ。コンバータやアダプタがあれば十分対応できることだから。Facebookはデータに関して閉鎖的だとよく批判されるが、Parkerによればそれは悪いことではなく、むしろFacebookの支配力を強める。なぜなら、それは人びとに参加/加入を強制するからだ。それは多くの人が心の中で思っていることだとぼくも思うが、パーカーのような立場の人(VC)がそれをあからさまに言うとはおもしろい。

続けて彼は、Friendsterは単なる一時的な流行ではなかったと言った。スケーラビリティが悪いから失敗したのであり、製品の機能がまずかったせいではない。ではMySpaceの没落は? それは“製品全般の失敗だ”とParkerは言った。Facebookが大学のキャンパスのネットワークからスタートしたのは幸運だった。“大学生たちはMySpaceのアカウントを持っていないからFacebookに殺到した”。Facebookは大学における緊密なネットワークだったから、自然に口コミ的に広まったのだ、とParkaerは言った。

Parkerはまた、良い製品だから勝つとは限らない、と言った。Craigslist、MySpace、AIM、eBayなどはいずれも、設計も実行性能もお粗末だったが、やり方が良かった。とくにネットワークが強力だから、製品の欠陥は目立たなくなった。

Parkerが使ったスライドには、OrkutのようなGoogle所有のネットワークも登場している。その中では、FoursquareがGoogle所有となっているが、それは明らかに間違いだ。Googleはたしかに、Foursquareの協同ファウンダDennis Crowleyが前に持っていた位置対応サービスDodgeballを買ったが、その後それを閉鎖した。そこでParkerから見ると、Googleは彼が思っているよりもずっと弱いのだ。

アップデート: Parkerがメールで、Dodgeballと言うつもりだったが、間違えてFoursquareと言ってしまった、と知らせてきた。

〔訳注: Parkerがこの講演で使用したスライドはここ。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))