U2のYouTubeコンサート、ライブストリーミングで1千万ユーザーに楽々配信成功

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ususus先週の日曜のU2のYouTubeコンサートは当初、視聴者が「何十万もいた」と報じられた。しかし昨日、視聴者数は250万と推定された。ところがその後、数字は2倍され、さらに2倍された。Varietyの記事によると、最新の推計によるライブ視聴者数は1千万人だという。

それはとんでもない数だ。さすがのYouTubeでもこれほどの規模のライブ・ストリーミングを実施したことは過去にない。さらに驚異的なのは、ストリーミングが実にスムーズだったことだ。私は2時間半のコンサートの半分くらいを見たが、その間一度も中継が中断しなかった。瞬間的な映像の乱れさえ私は気付かなかった。そのくらい品質が高かった。デスクトップ・コンピュータでフルスクリーン・モードで見ていたが、ライブ中継としてはすばらしい画質だった。

YouTubeは公式発表をしていないが、中継配信を担当したのはGoogle自身ではなく、Akamai だと広く信じられている[記事末のアップデート参照]。 Akamaiは今年の夏のYouTube Liveの中継も担当している。このときの視聴者はピーク時で70万といわれていた。今回はそれをはるかに上回る規模だったことは疑いない。

もちろん、1千万人というのは、テレビの人気番組の視聴者数に比べれば何ほどでもない。しかし、オンライン・ビデオの視聴者数がテレビと比較できる規模になったというのは重要だ。(もっとも全世界ベースのYouTubeとアメリカ国内のテレビ視聴者の数を直接比較はできないが)。

2時間半のコンサートの完全録画版は現在公式にYouTubeで公開されている。公開後3日ですでに100万以上の再生回数を記録している。

アップデート Stephen Donnerがコメント欄に投稿してくれたが、彼はストリーミングをトレースルートして中継元がAkamaiであることを確認した。

Screen shot 2009-10-29 at 12.58.47 AM

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01