YouTube、Warner Musicの復帰でブランディングに屈する

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今年1月、Warner Music GroupはYouTubeに対して、サイトからWarnerの楽曲をすべて削除することを余儀なくさせた。ロイヤルティー支払いに関するトラブルが原因だ。これがユーザーたちの怒りを買い、YouTubeが、Warnerの曲をBGMに使っているユーザー作成コンテンツの音を消したり削除したりし始めると、抗議ビデオを作ってアップロードした。本日(米国時間11/12)これらの楽曲が、この世界最大のビデオポータルで息を吹き返し始める。MadonnaGreen DayBee Geesらのミュージックビデオが、約1年ぶりにYouTubeで見られるようになった。

これは大変良いニュースである。しかし、YouTubeを見慣れたユーザーにとって、この新しいビデオはどこか違和感がある。どのビデオにも大がかりなブランディングが行われていて、背景はカラフルでアーティストの作品への大きなリンクもある。Warnerのみが、これをやる権利を持っている、なぜなら交渉の結果、他のコンテンツパートナーよりも遥かに自由にページを操ることのできる契約を結んだからだ。Warnerは、独自のブランディングができるほか、自らのミュージックビデオだけでなく、同社の曲が使われているユーザー作成コンテンツについても独自に広告を販売することができ、収益の大半がWarnerに渡る(YouTubeにも分け前は入る)。

今のところブランディングは酷いものではないが、これはYouTubeにとって決して譲りたくなかった一線である。要するにこれでWarnerは、自社のビデオクリップを思い通りにブランディングできるわけで、他のコンテンツオーナーたちもやりたくなるに違いない。もしYouTubeがそれを認めれば、ユーザーは現在の比較的統一されたサイトのレイアウトを失い、(かつての)MySpaceを思い起こさせる物を見ることになってしまう。しかも、Warnerが今回の結果に満足せずに、もっと強烈なブランティングをやろうとする危険性は常にあるので、そうなれば今以上にうっとうしくなりかねない。

現時点でWarnerのコンテンツの中でサイトに再登場したのはほんの一部だけが、今後数週間のうちに増えていくはずだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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