速報:Googleは本気で光速に挑戦する―リアルタイム検索、提供開始

次の記事

ゴーグルをかけて携帯画像検索―Google Goggle、ローンチ

264808733_e0b981958b今日(米国時間12/7)、マウンテンビューで開かれたSearch EventプレスカンファレンスでGoogleフェローのAmit Singhalは、 きわめて重要な新機能を発表するためにステージに立った―リアルタイム検索だ。「われわれはGoogleの関連性判断テクノロジーをリアルタイム・ウェブに応用することに成功した」Singhalは説明する。

「われわれがここ数カ月間、Twitter検索から学んだことは、検索テーマへの関連性を高めることがリアルタイム検索のもっとも重要なカギになるということだ。Googleは、このためのソフトウェアの開発に成功したと考えたようだ。リアルタイム検索はここしばらく内部的にテストされていた。しかし、今日からは広く一般公開される〔アメリカのユーザーから順次公開〕。

Singhalは「Obama」という検索キーワードを打ち込んでデモしてみせた。なるほど検索結果ページは目の前でリアルタイムでアップデートされた。そして、イェス、これはTwitterのつぶやきも検索対象にする。たとえば、Googleの幹部のひとり、Matt Cuttsが会場からこのイベントについてつぶやいた結果が即座にヒットした。検索エンジンが、メインの検索ページにリアルタイム検索を表示するのはこれが史上初めてだとGoogleは宣言した。もちろんこれは非常に重要な新機能だ。

Googleは同時にGoogle Trendsにもリアルタイムのトレンドの表示機能を追加した(Twitterのリアルタイム・トレンドである「流行のトピック」と結果を比較してみると面白そうだ)。Google Trendsは今日、Google Labsを出て公式のサービスとなった。この新しいリアルタイム検索はAndroidとiPhoneの両方ですてに作動中だ。Googleによると、リアルタイム検索のためにGoogleが処理するドキュメントは日に10億件に上るという。これには、Twitterを始め、ブログ記事、MySpaceや(いろいろ曲折があったが)Facebookのフィードのような各種情報源が含まれる

「インターネット上の情報が爆発的に増加するにつれて、的確に関連性を判断することがこの上なく重要性になってきた。関連性こそ検索の決定的要素だ」とSinghalは指摘した。Singhalは続けて、リアルタイム検索で高い関連性を維持するためにGoogleは十種類以上の新しいテクノロジーを開発し、舞台裏で利用していると述べた。自然言語の解析技術はこの中でもきわめて重要なものだった(リアルタイム検索は当初、英語のみで提供される。それ以外の言語については2010年の第1四半期から順次提供の予定)。次に重要なのは、Twitterのつぶやきのようなリアルタイムのメッセージが本当に人間のユーザーによって投稿されたものか、自動的に発信されたスパム・メッセージかを的確に判断する技術の開発だったという。

リアルタイム検索が利用可能になると〔現在は英語版のみ〕、Google検索の左サイドバーに“Latest” という新しいオプションが現れる。また、TwitterやFacebookのニュースフィードのようなリアルタイム・ストリームだけを検索の対象とするオプションも用意されている。

「光は地球を10分の1秒で一周する。われわれは的確な検索結果を即座に得るために、光の速度が唯一の壁となるまで努力を続けるつもりだ」とSinghalは述べた。野心的な目標ではないか。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01