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[CG]Google Phoneですべてが変わる

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オ、オ、オーマイガー、Google Phoneは"強力な美容サプリを飲んだiPhone"だってさ!

Google Phoneについてはまだ十分な情報があるわけではない。実のところパーティで客に配られる粗品の類いのようにも思える。しかしグーグルが実際にこれを売り出したら、これまで経験したこともないようなクールで未知のことが起きるのだけは間違いない。

分っていることは何か。HTC製の電話、それも例の美しいHD2の遠縁にあたる大きなタッチスクリーンのついたPassionだろうということ。GSMはアンロックされており、グーグル社員すべてに配布される。これではどんな極秘のスペックであれ、長期間秘密を保つのは不可能だ。

もしグーグルがこいつの販売を開始したらどうなる?間違いなくこれは大変なことだ。例えていえば、映画「マトリックス」でネオがカンフーを習いはじめるのと同じぐらいスゴいことだ。

この30年あまりというもの、コンピュータメーカーの地位は安泰だった。デルやHPが業界の中心にあり、ソニーのようなアジアの後発企業は消費者家電の世界に住処を求めた。この結果技術革新は何年も遅れることとなった。

ところが突如としてサービスプロバイダがハードウェアを作ることになった。アマゾンがKindleを、Barnes&Nobleがあか抜けしないNookを、そしていまやグーグルが電話だ。お次は何か?Credit Suisseがフォンデューセットでも売り出すか?

サービスプロバイダがハードを作るとすれば、これまでとは優先事項が変わってくる。在庫は極力抑えたいので優れた製品にする必要がある。ソフトウェアの支配力は大きいので優れたUIでなければならない。流通面をコントロールするためには「稀少性」や「アーリーアダプター」の要素も必要だ。こういったことはCEやPCメーカーが結局はやらなかったことだ。デスクトップが垂涎の的となったのはいったい何時のことだったろう?

PCメーカーがいるのはコモディティー商品の世界だ。サービスプロバイダが商売をするのは稀少性の世界だ。このネオ的な時代にあっていちばん重要なのは製品寿命の最初の数か月だけなのだ。デルが電話を出せばニュースになる。グーグルが電話を出せば月ロケット打ち上げに匹敵する大ニュースなのだ。

どんなおもしろい展開になるか今の段階では分らない。しかし非常に興味深いことになることだけは間違いない。

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(翻訳:shiro)