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[jp] AQUSH(握手)はソーシャルの力を使って日本の個人ローン市場に新しい選択肢を与える

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人間関係から音楽、ゲーム、果てはカメラまで、ウェブサービスを語る上でソーシャル性は避けて通れない方程式のひとつになっている。ところが、依然として日本ではその波を受け入れていない分野がある。ソーシャルレンディング、つまり消費者金融、個人ローンの市場だ。

昨年の12月、日本のエクスチェンジコーポレーションが始めたAQUSHはまさにその先駆けとなるサービスだ。サンフランシスコのProsperやロンドンのZopaなど、2005年頃から立ち上がったソーシャルレンディングの市場は、同社によると世界20ヶ国、400憶円の規模にまで成長している。日本ではmaneoが同様のサービスを提供しているだけで、2社目のサービスインとなる。ここに彼らの作ったムービーがあるのでご覧頂きたい。

日本での展開について同社副社長の大前氏は「日本の個人金融サービスは消費者金融と銀行預金という選択肢しかなかった。海外のソーシャルレンディングを持ってくることで、借りる側、貸す側それぞれがメリットを受けられる仕組みを提供したかった」と語る。ローンチまで少々時間を要したのは、安全かつユーザビリティの高い仕組みを慎重に検討した結果だそうだ。

ソーシャルレンディングの考え方はいわば、金融機関の流通革命だ。「従来の物流革命と同様、ウェブを使って金融流通に存在する様々なサプライチェーンを効率化し、商品の提供者と受益者を直接結びつけてコストメリットを生み出すのがソーシャルレンディング」と同氏。サイトを見れば分かるが、金利は従来の個人ローンからみると確かに低い。

ここで重要なポイントが金利を決定する方法だ。従来金融機関は借り手を審査するだけでよかった。しかしソーシャルレンディングの世界は借り手と貸し手相互に理解可能な方法で金利を決定する必要がある。例えば、最大手のProsperは貸し手が入札により金利を決定するオークション方式を取っている。しかし、この方式は延滞が起こりやすく、Prosperで20%程度の延滞がリスクとして存在するそうだ。

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そこで彼らは独自のAQUSHグレードという基準を中心とした「マーケット型」のプラットフォームを構築しようとしている。その仕組みはこうだ。まず、借りたい側は借りたい額と必要な個人情報をAQUSH側へ送信(一部郵送物もある)し、彼らの発行するAQUSHグレードを受け取る。グレードはAAからDまであり、Dより下の場合はそもそも借りることが出来ない。貸す側はこのグレードを参考に金利を決めることになる。実際の設定をデモで説明してもらった。※映像注:途中まで同社代表のラッセル・カマー氏による英語による説明。AAのグレードから金利を設定しています。

つまり、このAQUSHグレードの精度が高ければ高いほど、延滞などのリスクは軽減され、借り手と貸し手の相互メリットが担保されるということになる。AQUSHグレードはJICCCICなどの信用調査機関のデータ、それらをスコアリングするFICO社のエンジン、さらに彼ら独自の人的な審査などを経て提示される。これらの”カイゼン”は日々行われているそうだ。

「ソーシャルの力は例えばYouTubeに沢山のコンテンツを生み出したし、TechCrunchのようなブログに従来メディアと違ったコミュニケーションという新しい価値を提供してくれた。同じようにソーシャルレンディングも貸す側、借りる側が選択肢を持つことで、これまで個人の力ではどうすることもできなかった、金融の仕組みそのものを大きく変える可能性があると考えている。」同社代表のラッセル・カマー氏はソーシャルの力が日本の金融を変える可能性と日本で展開する意義について語ってくれた。

当然まだまだボリュームは小さい。日本の消費者金融の市場が8兆円に対して、世界のソーシャルレンディング市場が400億円。日本の市場だけでは比較すらできないほど、まだ立ち上がったばかりの状況だ。しかしあらゆるソーシャルサービスに共通することはその成長が始まった瞬間、ビックバンの如く恐ろしいスピードで増殖するということだ。今後も同社の動向に注目したい。

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コメント

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利便性のためなら端末盗用の防止などには構っていられない?
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これから出るandroid5.0の端末が楽しみ。
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