噂:Appleがもう一つのタブレットを開発中。iPhoneよりMacに近い。

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何と、Google Newsがスターで一杯

映画『コンタクト』で、主役のエリー・アロウェイ(ジョディー・フォスター)に対して、実は宇宙船の2号機が、1号機と同時に秘密に作られていたことを告げる時、ハッデン(ジョン・ハート)がこう言った、「2倍の値段で2台作れるのに、どうして1台だけ作る?」。Appleもどうやら同じ考えらしい。

これまでにわれわれは、iPadに関しておよそあらゆることを見て、知っている。だが、この秘密主義の会社が実は第2のデバイスの開発に必死で取り組んでいることをご存じだろうか。さて、ここから先へ進む前に、みなさんには眉につばを付けていただきたい。情報源の質は高いのだが、あくまでも2次情報である。私は並行して、主要な情報については他の小さくはない情報源から裏を取った。そうやって私が聞いたところによると、Appleでは第2のタブレット機の開発がかなり進んでいるらしい。もっと大型の。そして、iPhoneよりもずっとMacに近いものらしいという。

先週iPadが発表されるまでの間、Appleが2種類の画面サイズのデバイスを作っているのでは、という噂が長い間語られていた。 7インチの小型という声もあれば、最大10.6インチというのもあった(実際のiPadのサイズは9.7インチ)。しかし、われわれが聞いている情報では、Appleは別バージョン製品のずっと大きい画面として、恐らく現在MacBook Proの一つで使っている15.4インチまでを考えているという。それではiPadには大きすぎると思うだろうが、もう一つ聞いているのが、この別タブレットが先週発表されたものとは全く別物であるということ。具体的には、Macで従来動いていたものにずっと近いバージョンのOS Xが走るという。

もし少しでもそこに真実があるのなら、早ければ今年6月(例年どおり)に行われるであろうAppleのWWDCイベントで何かわかるかもしれない。Appleはこの場を使ってiPhoneの新ハードウェアを披露するのが通例だが、本来これはMacプラットホームのデベロッパーのための最重要イベントであり、過去2年ではOS Xが主要な要素だった。2年前にSnow Leopard(OS X 10.6)が、サプライズ登場した際、デベロッパーたちは非常に早くプレビューする機会を得た。巷ではもうWWDC 2010で同じようなOS X 10.7のプレビューがあるのではという話題が出ている。もしOS X 10.7に重要なマルチタッチ部品が入ってくるようなら、ここで言っている新デバイス(あるいはタッチスクリーンiMac)の噂が飛び交いはじめるに違いない。

例によって、Appleにはさまざまな段階にる、陽の目を見ることのないプロジェクトが山ほどあるに違いないことを知っておく必要がある。最終的にiPadになるまでの間に、いくつか異なるサイズの画面が検討されたことは間違いないようだ。しかし、ある情報源は、この新タブレットは来年中に発売されるだろうと言う。

今でもiPadの使い方についての議論が続いているが、大型タブレットはおそらく全く違うユーザー層が対象だろう。例えば、ノートPC(またはデスクトップ)を明確に置き換える可能性が高い。そうなると、iPadとのアクセサリーと同じく外付けキーボードやスタンドの類が付くことはまず間違いないが、iPadの場合よりもっと重要な位置付けになる。ドックから外せば、iPadと同じように使うことができるだろう(つまり、手に持つかひざに乗せて指で画面をいじるという意味)。そしておそらく、ドック中にもBluetoothマウスかタッチパッドをキーボードに繋いで操作することも可能だろう。

さまざまな特許出願記録や、Appleが出してきたマルチタッチ機器(Magic Mouse、MacBookのトラックパッド等)の全体傾向から考えると、Appleが目指すものが未来のコンピューティングはタッチコンピューティングというところにあることは明らかである。大型タブレット機は、従来型のノートパソコンと、この新しいタイプのコンピューティングとを繋ぐ良い架け橋になるかもしれない。そして、iPhoneによって多くの人たちがiPadを自然に使えるよう準備できたように、iPadはこの新タブレットに対して同じ役割を演じるのだろう。

大画面タブレットは、iPadに比べてずっと高価になることは明白だが、もしノートパソコンの代わりという位置付けであれば、Appleにとって価格設定にかなり幅を持てる。そうであれば、iPadと異なり、$1000以上でも問題ないだろう。

とはいえ、そういう価格となると人はノートパソコン並みのパワーを要求するだろう。Appleはそのデバイスに、新しいカスタムメイドのA4チップではなく、インテルチップ(通常のMacと同じ)を使う可能性が高いとも聞いている。その場合の問題は電力消費である。大画面に加えて電力食いのチップとなれば、iPadの公称10時間のバッテリー寿命を大幅に下回るに違いない。それでも、もし5時間程度のバッテリー寿命が実現されれば、大方の人たちは満足する。しかもAppleのここ数年の改善によって、ノートパソコンのバッテリー寿命は、業界平均を大きく上回っている。

重量に関しては、iPadが1.5ポンド(680g)、MacBook Air(13.3インチ画面)が3ポンド(1.36kg) だ。Appleが、MacBook Airからあらゆる不要部分(キーボードやトラックパッド等)を取り除くことができれば、大画面であっても2~3ポンド付近で作ることが可能だろう。もっとも、そこまでの大画面になると、移動中にダメージを受けないように、何らかのケースが付いてことはほぼ間違いない。

マルチタッチ機能をサポート可能、あるいはサポートするであろうOS Xアプリケーションが何であるかについては、何とも言えない。Safariは簡単だし明らかだが、他のアプリはこのために完全な再開発が必要だ。しかし、iPadの発表で見たように、AppleはiWorkスイートのアプリの修正にそれほど時間を必要としなかった。サードパーティー開発者にも、Appleからアプリ修正のための優れたツール群が渡されるだろう。あらためて言うが、以上の話はすべて眉につばを付けて聞いてほしい、しかしOS X 10.7の中のヒントには注目だ。

[画像提供:Steve Burg

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

“噂:Appleがもう一つのタブレットを開発中。iPhoneよりMacに近い。” への3件のフィードバック

  1. Appleに隠し球?iPadより大きな画面のタブレットが出るかも?…

    まだまだ話題のiPadでして、いよいよAmazonでも予約受付中ってなもんですが、なんと隠し球が存在してそれがより大画面のタブレットじゃないかっていう噂ですよマジで!http://jp.techcrunch.com/archives/20100201apple-tablet-os-x-ipad/これまでにわれわれは、iPadに関して……

  2. […] 同じく Gruber が、「噂:Appleがもう一つのタブレットを開発中。iPhoneよりMacに近い。」という記事に対してつぎのように述べているのもそう考えるとハッキリする。 I’m going to go way out on a limb here and tell you that this is total bullshit. (一歩間違えれば危うい立場であえていえば、これはまったくの嘘っパチだといいたい。) […]

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