5min

ハウツービデオ界での地位を獲得しつつある5min

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最近、ハウツービデオを提供しているHowcastの人気が高まりつつあるようだという記事を掲載した。関連の話題だが、このハウツービデオ界を席巻しつつあるスタートアップがある。5minという企業だ。この5minは教育、知識、ライフスタイルなどのコンテンツをプロやユーザの作成したビデオで提供している。現在までに、各種分野(食、健康、家庭、ガーデニング等多岐にわたる)にまたがる提供ビデオ本数は150,000本にも達している。メディア企業や独立したプロデューサーらが、世界各地からコンテンツを投稿している。

comScoreの12月データを見ると、5minは30.5M(3050万)のユニークビューアを集めている。これはTurner Networks(ユニークビューア数3060万)のすぐ下に位置し、AOL(3000万ユニークビューア)の少し上となる数値だ。Googleは1億3600万で、Huluが4420万。5minのランクはComScoreが掲載している100のビデオ関連サイトの中で14位ということになっている(ユニークビューア数ランク)。ビデオのストリーム本数を見てみると、12月時点のデータで5minは7540万となっている。これはHuluの10億やGoogleの132億と比べようもない数値だ。ストリーム数で順位付けするなら5minの位置はずっと下の方になってしまうだろう。AOLなど他のビデオ分野のサイトも5minより多くストリーミングしている(AOLは2億1000万となっている)。

ただし2006年のサービス開始以来$12.8M(1280万ドル)を集めている5minはニッチ分野におけるHuluと言って良いほどまでに成長してきている。同社はScripps、Hearsその他のメディア企業との提携も行っている。マネタイズはプレロール広告、オーバーレイ広告ないしバナー広告で行っており、コンテンツ提供者と収益をシェアしている。コンテンツ提供者も広告提供者の側も、セルフサービスで用いる5minのVideoSeedというプロダクトを利用する。セマンティック技術が用いられており、閲覧者を自動的に判別して最適な広告を表示するようになっている。同社の競合としては、ニッチコンテンツ界のリーダーとも言えるDemand Mediaがある。また5minのトラフィックはほとんど米国内からのものであり、パートナーシップを拡大して海外からのアクセスも増やしたい考えだ。5minは本年中の黒字化を目論んでいる。

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(翻訳:Maeda, H)