スター級の人材を揃えてソーシャルノイズの問題に取り組む隠密スタートアップKnowmore

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FriendFeedが好きだったのは、あちこちのソーシャルデータを集めてきて、それらを整理して見せてくれるからだった。それが本格的に普及する前に、FriendFeedはFacebookに買収されてしまったが、でもそんなサービスへのニーズは今でもある。Facebookは、努力はしているようだがまだこの問題を解決していない。また、さんざん騒がれたGoogle Buzzにもその機能はない。この問題に取り組んでいるスタートアップは少なくとも10社以上あるが、FriendFeedほどできの良いものはまだどこも提供していない。しかし、これから紹介するKnowmoreという隠密スタートアップは、期待が持てそうだ。

Knowmoreは、元Google社員のJulian Gutmanと元Akamai社員のJoseph Westによりニューヨーク市で創業された。彼らが集めたチームには、XMPPやJabberを作ったJeremie Miller、Rubyの実装系Rubiniusの中心的デベロッパの一人であるWilson Bilkovich、DiggのR&DエンジニアのトップだったWes Augurらがいる。多様な分野から多彩な人材を集めた、と言える。同社の募集ページによると、チームの陣容は現在20名である。

興味を引かれるのは、集めた人材よりも、ソーシャルノイズという問題に対するKnowmoreのアプローチだ。ソーシャルデータを一層複雑化してしまう複雑な技術…“なんでこんなものが表示されるんだ??”…に背を向けて、Knowmoreはもっぱら、ユーザの経験を中心とする人間的な要素をベースに、製品を構築しようとしている。製品の初期の設計を担当したのが、VimeoのビジュアルデザイナーChad Pughだ(彼はKnowmoreの社員ではない)。

同社のトップページにも表示されるが、Knowmoreのスローガンは”dashboard for the social web”(ソーシャルWebのためのダッシュボード)だ。つまりKnowmoreはさまざまなソーシャルネットワークからユーザのデータを集めてきて、ノイズを濾過したものをユーザに提示する。Mike(本誌編集長Michael Arrington)が今月初めにこう書いている: “今日のソーシャルは10年前の検索みたいだ。ノイズとスパムが多すぎる“。Knowmoreはまさに、この問題に取り組んでいるのだ。

同社は、FacebookやTwitterは本質的にコミュニケーションパイプにすぎないからこの問題を解決できない、と見ている。Knowmoreは彼らに代わって、(情報の)消費プラットホームを目指すのだ。

まだ実際に製品を見てないからなんとも言えないが、しかしすごい人材を揃えているし、中心的な考え方がすごくシンプルだから、今後が楽しみだ。立ち上げの予定は2010年第二四半期である。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))