トヨタがイメージ回復へTwitterに救いを求める

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トヨタは大規模リコールによる厳しい批判への対応に追われ、売上げにも影響が出始めている。イメージ回復のために会社は何をするか。もちろん、Twitterである。日本の自動車巨人はTweetMeme上にブランドチャンネル開設した。委託を受けたFederated Mediaが、Twitter上のトヨタに関する会話のまとめや整理を行う。

Toyota Conversationsと名付けられたサイトには、ニュース記事からプレスリリースまでトヨタに関してツイートされたトップニュースが集められている。Twitter上で共有されたトヨタに関するビデオと画像のトップリストも見ることができる。また同サイトにはトヨタのTwitterアカウント発の主要ツイート一覧や、プレスルームもあるほか、Tweetmemeのリツイート用広告であるAdTweetのトヨタ版も用意されている。

サイトに集約されたトップニュースを見渡したしてみると、ほとんとの記事がポジティブであることがわかるだろう。これはトヨタの製造欠陥を激しく批判するメディア全般のトーンと一致しない。Twitterの感情分析アプリ、Tweetfeelによるとトヨタに関するツイートの感情はネガティブ側に寄っている。Tweetmemeのチャンネルは、特定のニュースソースだけを取り込むように設定することが可能だ。トヨタは好意的なメディアを選んだようにみえる。

それはそれとして、ひときわ注目されている企業が、Twitterを使って消費者と直接対話することでイメージ回復を試みる、というのは大変興味深い。最近のサウスウェスト航空とケビン・スミスの一件(*1)でもわかるように、Twitterは過去に類をみない形で広報活動に影響を与えている。ブランド企業は、会社に関するツイートを観察、追跡するだけでなく、自ら会話に参加して影響を与えようと、これまでになくTwitterに群がり始めている。

【*1 訳注:座席についた後で体重オーバーだから降りるように言われたケビン・スミス氏(映画監督・俳優)がその経緯をツイートし、150万人のフォロワーたちがリツイートを重ねた。詳しくは上記リンク先(英文)あるいはこちら(日本語)へ】

写真提供/Flickr/JoelZimmer

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(翻訳:Nob Takahashi)