PayPal、iPhoneアプリを改訂。Bumpと組んでコツンと支払い

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PayPalがiPhoneアプリケーションの新バージョンを公開し、新機能を追加すると共にセキュリティ意識を高めるための改善を行った。これは、iPhoneをコツンとぶつけるだけで情報交換できるアプリを提供しているBump Technologiesにとっても大きなニュースだ。このたびBumpは、PayPalのiPhoneアプリケーションで簡単に取引きを開始するための目玉機能として採用された。アプリは無料でここからダウンロードできる。

PayPalは、App Storeが開業した2008年からiPhone用の無料アプリケーションを提供しており、改善を重ねてきた。今日発表されたバージョンには、いくつか重大な新機能が加わっている。まず、ユーザーの連絡先に対して送金要求できるようになった(実質的な請求書)。次に、自分のPayPalアカウントからお金を引き出して銀行口座に入金できるようになった。そしてBumpの統合によって、iPhone同志をぶつけて金額を入力するだけで、お金のやりとりが可能になった。これでついに、いつも現金を持っていないと思われる友人から簡単に集金する方法ができた。

PayPalアプリには、あといくつか小さな機能追加があった。チップ計算機と割り勘ツールそれに送金や引き出しが必要な時に知らせてくれるリマインダー機能が加わった。「PayPal For Kids」プログラムにも対応したので、親のアカウントにリンクしたPayPalサブアカウントを子どもがアクセスできるようになった。

PayPalのiPhoneアプリは、同社のモバイル戦略の1要素にすぎない。昨年春にはRIMと提携してBlackBerry App Worldストアを開店したほか、eBayのモバイルアプリケーションとも統合した。iPhoneデベロッパーは、PayPalライブラリーを使って簡単にPayPal機能を統合できる。iPhoneアプリ以外に、AndroidおよびRIM機用にも専用PayPalアプリを提供している(同社ではこれらのアプリを今後数ヵ月で新iPhone版と同機能にする予定)。

これは、未だに小さなスタートアップであるBump(Y Combinator出身で、Sequoiaの出資を受けている)にとってもビッグニュースであることはもちろんだ。BumpとPayPal両社とも、提携の詳細を明らかにしていない。

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(翻訳:Nob Takahashi)