HTML5が高速ゲームエンジンにもなれるというGoogleの実験–結果は大成功

次の記事

YouTubeのアスキー変換ジョークの舞台裏

Flashをサポートしないビッグスター製品iPadの登場によって、HTML5対応ブラウザのビデオ再生に対する期待や疑問が高まっている。しかしオンラインビデオを提供するサイトの多くがあっさりとHTML5色に染まってきたから、それほど難しい問題でもなさそうだ。でもHTML5は、Flashに上手にできること、たとえばゲームなんか大丈夫だろうか? 実は、HTML5は、多くの人の不安を一掃するに十分な、強力なゲームエンジンにもなり得るのだ。

ブラウザ上でHTML5にはどれだけのことができるのか、Google Web Toolkitの技術者たちがそれを確認するために、一人称シューティングゲームの名作Quake IIのHTML5へのポートを試みた。その結果を、上のビデオで見ることができる。彼らはQuakeをJavaにポートしたオープンソースの作品であるJake2を、移植のソースとして選んだ。Google Codeのブログに、そのやり方が説明されている:

Quake IIエンジンの既存のJavaポートであるJake2をもとに、Google Web Toolkitを使ってJavaScriptにクロスコンパイルした(WebGLやWebSocketsも使い、大量のリファクタリングも行った)。その結果を、上のビデオで見ることができる。ラップトップ機の上で毎秒30フレーム以上、という結果を見たときには、正直言って少々びっくりした(ただしそれは実機の性能にもよるが)!。

ただしブラウザは、”SafariやChromeなどのHTML5対応ブラウザ”を使うこと。コードはここにある。筆者はまだ試していないが、自分のブラウザで動かしてみたかたからは、ぜひコメントをいただきたい。これがGoogleの第二のエイプリルフールジョーク*でないことを祈りたい。〔*: “第一の”ジョークは、「Googleは社名をTopekaに変更した」という発表。Googleの超広帯域ブロードバンドの実験都市になりたいTopekaが、市の名前をGoogleに変更したから。〕

〔訳注: この記事はやや一般的すぎて誤解を招くおそれもありそうなので、今回のQuake IIの実験の技術的詳細は、上の「コードはここにある」のページとそこからのリンク先を、お読みください。〕

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))