ロイター発:FTC法務部門がGoogleのAdMob買収差し止めを勧告

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FTC(連邦取引委員会)は、反トラスト規制に基づくGoogle-AdMob契約の阻止に本腰を入れ始めた。検索の巨人はこの人気モバイル広告ネットワークを昨年秋$750M(7億5000万ドル)で買収した。ロイター筋から今日(米国時間4/7)入った情報によると、FTCの法務部門は同委員会に対してこの買収を差し止めるよう勧告する見込みだ。実はわれわれはあまり驚いていない。なぜならFTCがこの契約を差し止めるという噂を聞いたGoogleが、AdMobの競合各社に同社の買収を支持するよう呼びかけるという異例の行動に出たという話を聞いていたからだ。複数の消費者団体も買収差し止めを要求している。

昨日付のWall Street Journalによると、FTCは契約阻止準備のために法律チームの招集を開始した。FTCは、Googleが働きかけているのと同じ競合各社に対し、AdMob買収の規制上の問題について証言を得るべく呼びかけている。

もちろんGoogleの立場は、AdMobはこの分野で競争している数ある広告ネットワークの中の1社にすぎず、モバイル広告市場は未熟であり今誰がこの分野のリーダーであるか未だに明らかではないというものだ。そして当然Googleは、最近のAppleによるモバイル広告ネットワークQuattro Wireless買収の一件を指摘することも忘れない。

どうやらGoogleは、AdMobに対して強い野心を抱いていたようで、この買収は同社が2008年に$3.1B(31億ドル)でDoubleClickを買収して以来最大の契約だった。モバイル広告の高まりはGoogleをこの分野に引きつけ、AdMobの獲得によって検索の巨人は高価値の収益源を得ることができる。AdMobは、3年以内に$100M(1億ドル)ビジネスに達すると言う人もあり、特にAdWordsやDoubleClickに組み込まれれば、きわめて有効な収益源となる可能性を持っている。

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(翻訳:Nob Takahashi)