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仮想通貨だけで1年暮らせるか?–Dibspaceでファウンダ自身が実験に挑戦

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検索のランク付けでGoogleはサイトのスピードを重視–それを好機として生かそう

仮想通貨で生活できるだろうか? DibspaceのファウンダDominic Canterburyは、できると言う。Canterburyは、まるまる1年、仮想通貨で生きられることを実証しようとしている(衣食住すべて)。これはもちろん、彼のオンラインマーケットプレースのマーケティング戦略だが、でもおもしろそうだ。

“サイトをもっと強力にしたいし、仮想通貨という経済を、もっと形のあるものにしたい”、Canterburyはそう言う。


Dibspace.comは、自称”過剰在庫.com”で、商店などがドルでなく”Dibit”(ディビット)という仮想通貨で取引をする(そこでDibspace)。1ディビットが1ドル相当だが、ドルへの換金はできない。たとえば地元の旅館やヨガ教室などに空きがあると、その空きをDibspaceで売りに出す。消費者はディビットで入札し、売り手が消費者を選択、そして物やサービスが手渡されたときに請求を行う。小企業にとっては、いろんな利点がある: 売り手は物やサービスの売上を使ってほかの企業(ケータリング、Webデザインなど)を利用できるし、新たなお客を開拓できる。

“キャッシュが少なくお客も少ないという今の時代に、この新しいバーター(barter)通貨(物々交換通貨)によって、自分のビジネスが不況の犠牲者にならずにすむ、と考える企業が増えている”、そうCanterburyは言う。

また、消費者個人も物やサービスを売ってディビットを手に入れることができる。サイトにアカウントを持ったときに10ディビットもらえ、友人を誘ったら10ディビット(企業を誘ったら30ディビット)、物やサービスを売りに出したら10ディビット(同時に最大5つまで)をもらえる。自分の持ち金を任意の時期に買い増しする、というオプションもある。サイトはユーザ数4000とまだ小さいが、でも、売りに出されている物やサービスは1500ぐらいあり、サイトの維持には十分だ。これまでに、50万ドル相当の売買が成立した(今は対象地域をピュージェット湾/シアトル界隈に限定)。

Canterburyは42日後に仮想通貨生活を始める。彼はまた、参加企業募集のためのキャンペーンも始める予定だ。たとえば、参加してくれそうな不動産屋(複数)がいるので、消費者はディビットで部屋を借りれるようになるそうだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))