[jp] Jimdoはバイラルにビジネス・サイトを増やす。来日した創業者が京都で新プランを披露。

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ドイツ生まれのホームページ作成サービスJimdo(ジンドゥー)の共同創業者3名が来日して、日本のマーケットに新しいサービスを発表するというので会いに行った。

会場は京都、ちおん舎というなかなか風情のある歴史的な建築物だ。ここに沢山のJimdoファン、ユーザーが集まり、1年ぶりの来日となる彼らに次々と質問を投げかけていた。

会場でよく耳にしたのは「ビジネス」だ。Jimdoはコンセプトに「すべての人にウェブサイトを(Pages to the People!)」を掲げ、直感的な操作でウェブサイトを増産している。しかし無料のユーザーが増えるばかりだと、いつかはNingのように全てを有料にするという選択をユーザーに迫ることになるだろう。

そこで彼らが提案するのが「サイトを産み出すことがビジネスになる」という考え方だ。今回発表されたページパートナーとアフィリエイトプログラムがその推進を担うことになる。

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そもそもウェブサイトは業種毎にその取り扱うカテゴリやコンテンツには一定の共通項ができやすい。例えばある開業医がすでにJimdoでサイトを作成している場合、同じく開業をしている他のユーザーは最初からサイトを作るよりも、このテンプレートを活用した方が効率的となる。さらにこのページパートナープログラムを使って新しいユーザーが有料会員になってくれた場合、アフィリエイトが支払われる仕組みとなっている。

また、Jimdoはカートの機能があり、手軽にショッピングサイトを作れるのだが、今回機能を強化している。特に「まるでそのお店にいるかのように商品を感じさせるため」に力を入れて開発した商品写真の拡大インターフェイスは確かに見やすい。


※ショップ機能の商品写真拡大のデモ。後半はiPadを使ってよろこぶ共同創業者3名の姿

Jimdo Businessは商品の掲載点数を無制限、アマゾン、イーベイなどでかかる販売手数料も一切無料にした。みなさん、どんどんビジネスをしてほしい」と共同創業者のマティアス氏が説明するように、このサービスにはニーズがあるそうで、ローンチ後、3週間で4000ショップ、2万点の商品を集めたそうだ。

サイト利用ユーザーのビジネス成功はそのままJimdoの成長に結びつく。確かに今回、彼らが発表したプランは機能的に飛び抜けてスリリングなものではなかった。しかし、地道にユーザーの成功と向き合う姿勢は、スケールが優先されるウェブサービスの世界といえども、重要なポイントであることを教えてくれた。

おまけだが、イベントの終了後に編集部がたまたま持っていたiPadを渡して実際にJimdoが動くかどうかを確かめてもらった。一部動かないところもあるが、全体的にFlashを使っていないため、簡単な操作は可能だった。ウェブ上で完結するサービスならではの感動だ。新しいデバイスもまた彼らに新たな可能性を与えてくれるだろう。

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(写真左:会場となった京都のちおん舎)

(写真右:左から共同創業者:フリジオフ氏、クリスチャン氏、マティアス氏)