ネット騒然―新型iPhoneのプロトタイプがサンノゼのバーに落ちていた!

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SeesmicとTweetMemeいわく、Twitter生態系に問題なし。ご心配なく

今日、Gizmodoが大スクープをものにした。この特ダネを得るのにかかった費用は(密かにささやかれている噂によると)わずか$10,000だったという。 Gizはこの金額を払って新型iPhone、そう、全く未発表のモデルのプロトタイプを入手したらしい。そのiPhoneはサンノゼのとあるバーの床に落ちていたというのだが…?

いったいどんなデバイスだったのか? 本物なんだろうか? 以下詳しく報告する。

ハードウェア:

まずこのデバイスは起動しない。(最初、ごく短時間起動したが、おそらくはその後リモートで停止させられたようだ。内部の部品の多くはラベルがないのでハードウェアから入手できる情報は少ない。とりあえず判明しているのは以下のとおり。

  • 外形寸法 4.50″x2.31″x0.37 ″ (3GS は 4.5″x2.4″x0.48″)
  • 重量 140g (3GSは135g)
  • 電池: 5.25 3.7v (3GSは4.51 3.7v WHr 新モデルのバッテリー容量は16.5%アップされている)
  • ディスプレイ Gizmodoによるると、新モデルのスクリーン解像度は現行よりかなり高いようだという。しかし正確なピクセル数は不明。技術的な見地からすると、ピクセル密度を縦横とも2倍(したがって総ピクセル数は4倍)にするのでない限り、現在すでにApp Storeに18万種類も登録されているアプリの表示がすべて崩れしまうだろう。そこで、もし解像度が向上しているなら960×640だというのはまず間違いないところ。
  • 〔ビデオチャット用の〕カメラが表側に装備された。
  • 裏側のカメラは、レンズが大きくなり、フラッシュが装備された。
  • 通常のSIMではなくマイクロSIMを利用。アメリカ市場でマイクロSIMを使ったデバイスは今のところiPad 3Gだけ。
  • 写真で分かるように、過去のモデルと異なり、ケースの裏側をほとんど完全にフラットにするため、カーブの部分がなくなった。

本物か?
もう少し前にこの質問をされていたら「ノー」というか、少なくとも「まだなんとも言えない」と答えていたはずだ。”

しかし今日発表された証拠を検討すると、これがApple製であることは否定できないようだ。Gizmodoは裏蓋を外して中を検査した。まったくiPhone分解の専門家がいるから驚いてしまうが…イェス、これはAppleの仕事だ。クリップやコネクタの形状があまりにも見慣れたApple流だ。そもそも外観だけでもこれほど巧妙なニセモノを作るには普通の人間にはとてもまかなえない資金とノウハウを必要とする。ところが内部まで真似るとなるとまったく不可能だ。

しかし新モデルのデザインだが、今までとずいぶん違う!

そのとおり。

しかしこれはニセモノであることの証拠にはならない。多くの人がAppleは簡単にデザインを変えないと思い込んでいるが、間違いだ。実際にはAppleは頻繁に、いや定期的にデザインを変えている。

数年毎にAppleは主力製品をまったくゼロから新しく作り直してきた。ある場合には外観は変えずに、内容をまったく新しいものにしている(たとえばユニボディーのMacBookProシリーズなど)。

別の場合には前の世代とは完全に異なるデザインの新製品を投入してくる。1999年には虹のような鮮烈な色彩のクラムシェル・ボディーのiBook G1を発売したが、その後、iBookG3では着色を止めて清潔な白一色にし、クラムシェルももっとオーソドックスなスタイルに変えた。 of 2001年のiMacと2004年、2009年のiMacを比べてみるとよい。Appleが大胆にモデルチェンジしてくることがよくわかるはずだ。

ケース:

少しギークな視点に偏りすぎているかもしれないが、私が一番興味を持ったのはケースだ。

このデバイスが誰かのポケットに入れられ、外に持ち出されて、挙句に落とされたということは、Appleの開発チームは最終テストをする段階まで進んでいたはずだ。iPhoneがこれほど普及しているからには、外観がはっきり異なる新モデルを外に持ち出して使用すれば、長く気付かずにいられるわけはない。

Appleはどうしたか? 3GSそっくりのケースを着せてカモフラージュしたのではないか。

自動車メーカーが新型車を路上でテストするときにはプロトタイプにいろいろ余計な部品を取り付けて本来のスタイルを隠したモデルを使う。それと同じで、ちょっと見には現行の3GSとそっくりで、ただし2番目のカメラなどに必要な穴を開けたケースを使ったのかもしれない。

合法性?

念のために断っておくが、私はこのスクープについてなにか倫理的な批判をしようというつもりは全くない。同じ立場に立ったら、つまり新型iPhoneを発表より何ヶ月も前に入手できるチャンスを与えられたら―私もおそらくGizmodoとまったく同じ行動をとったと思う。

その上で言うのだが、今回の問題は法律的に見るとどういうことになるのか興味がもたれるのも事実だ。今まで明らかにされたところでは、誰かがサンノゼのバーの床の上で保護ケースに入れられたiPhone 3GSとおぼしきデバイスを発見した。発見者がケースを開けてみると、なんとなんと、それはiPhone 3GSではなく、はっきり異なるデザインの未発表の新型iPhoneだった。彼は写真を撮ってEngadgetに送った。それからデバイスそのものをGizmodoに売った。前述のように、価格は1万ドルと噂されている。Gizは数日かけて内外を精査し、本物と認めて記事を掲載した。

もちろん私は法律家ではない。しかし関係者が誰でも知っている(あるいはそうであると証明しようと努力している)とおりこれはAppleのプロトタイプであり、あくまで間違ってサンノゼのバーの床に置かれていたものだ。このデバイスを買取るというのは盗品を買取るのに近くないだろうか?

いずれにせよ、Appleがどう反応するかは見ものだ。もし記事の差し止めやデバイスの返還のために法的手段に訴えるなら(それともAチームをGizmodoオフィスに忍び込ませて取り返すなら)、これがApple製であることを公式に
めることになる。かといって、何もしなければ、新製品が発表の何ヶ月も前に幽霊のように宙に浮いたまま外を漂うことになる。

こちらはGizmodo’の記事

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01

“ネット騒然―新型iPhoneのプロトタイプがサンノゼのバーに落ちていた!” への6件のフィードバック

  1. […] まず間違いないと言われる新型iPhoneの記事。最初は形に疑問を持った。何だかSONYチックだから。でも慣れると、欲い!と思った。リークによってどう変えてくるかも、ね。 http://jp.techcrunch.com/archives/20100419on-the-iphone-4-leaks/ネット騒然―新型iPhoneのプロトタイプがサンノゼのバーに落ちていた! […]

  2. […] ネット騒然―新型iPhoneのプロトタイプがサンノゼのバーに落ちていた! […]

  3. […] Is Apple’s Next iPhone(Gizmodo) ネット騒然―新型iPhoneのプロトタイプがサンノゼのバーに落ちていた!(TechCrunch) […]

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