iPhone 4ハードウェアに問題あり―しばらく購入見合わせが賢明か?

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iPhone 4の最初の出荷分には数多くの問題がある。そのいくつかはかなり重大なものだ。ハードウェアの欠陥が非常に多数の個体で発見される現状を見ては、いくらブームになっているにしても、予約の行列に並ぶのがいささかためらわれる。Foxxconnの工場ですでに欠陥が修正されており、今後の出荷分には現れないでくれるとよいのだが。

キズが付く、割れる(やっぱりガラスだ)

iPhone 4のパネルは以前のようにぴかぴかしたプラスティックではなく、表、裏ともにコーニング社のGorilla Glassという化学強化ガラスだ。 このGorilla Glassはプラスティックよりはるかに丈夫で長持ちする、というふれこみなのだが、なにしろこれは携帯電話だ。私の携帯は何百回も落とされているし、たびたびカギといっしょにポケットに収まっている。どんな種類のガラスであってもあまり安全な環境とはいえない。

最新の情報によると、やはりこのガラスにはキズが付くし、落とすと蜘蛛の巣状にヒビが入るという。くわばら、くわばら。

画面に黄色い帯やドットが出る

Steve Jobsが誇らしげにiPhone 4の960 x 640のRetinaスクリーンを紹介したときわれわれは歓喜の声を上げて話を鵜呑みにした。たしかにすばらしい画面だった―黄色い帯やドットが出ない限り。

一部ではこの薄黄色のノイズが出るのはデバイスの持ち方に関係しているのではないかという説も出ている。いずれにせよAppleからは何もコメントもない。もしかするとこのロットの液晶の欠陥かもしれないが、それなら次の出荷分については問題が出ないだろう。しかしAppleの品質管理に問題があったことには違いない。Gizmodoは27件の例が記録されていると伝えている。もちろん氷山の一角に違いない。

ベゼルに触れていると受信に失敗する

これまでもiPhoneには着信を取り逃がすという問題がつきまとっていた。もっともその原因はAT&Tの劣悪なネットワーク品質によるところが大きかったのだが。iPhone4では受信感度を上げるためにデバイスの周囲を取り巻く金属のベゼルをアンテナに利用している。

残念ながら、iPhone 4は依然として着信を取り逃がしている。ベゼルを挟むように持つと電波の強さを表示するバーの数が減る〔ビデオでは、5本バーが圏外になってしまう〕。ベゼルの両端が手によってアースされてアンテナ感度を下げるらしい。なにか絶縁性の材料でカバーした上でデバイスを持てばこの問題は起きない。

これについてもすでに対策が取られていればよいと思う。しかし実のところ、私自身はiPhone 4を買うまであと1、2週間は様子をみようと思っている。Appleは最低限、受信感度の低下と黄色いノイズの問題については認めるだろうし、初期の購入者についても何らかの対策を取らざるを得ないだろう。しかし、読者がこの最初の出荷分を購入しているなら、AT&Tの30日間の解約期間を利用することを考えることを勧めたい。またすでに予約している場合、AT&Tに連絡して最初のロットではなく次のロットの製品を受け取りたいと交渉してみるとよいだろう。しかし、数週間購入を控えるのがもっとも賢明かもしれない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01