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怖い話:もしAT&Tの縛りがなかったら、iPhone 4はどれだけ売れていたのだろうか?

3日間でiPhone 4が170万台売れた。これは、どこから見ても、ものすごい数字だ。しかし、恐らくもっと驚くべきなのは、これが初期の予約システムのダウンや、台数不足(Appleがプレスリリースで謝罪した)、さらには同製品ファミリーの半分(ホワイトiPhone 4)がまだ出荷すらされていないという事実を踏まえての数字だということだ。そして、最大の驚きは、米国内でこれを購入した人たちが、向こう2年間AT&Tに魂を売り渡す決断をしたことだろう。

しかし、GigaOMのKevin Tofelは今日(米国時間6/28)、この悩めるネットワーク会社に賛辞を送り、Appleがこれだけの数のiPhoneを売ったのは、このネットワークが「大きな理由」であると書いている。これは一面、良い点を突いている。もし、AT&Tが買い換え可能期日を前倒し(最大6ヵ月という場合もあった)していなければ、iPhone 3GからiPhone 4へのアップグレードは多くのユーザーにとってずっと高くついていたはずだ ― 恐らくその多くがやめていただろう)。

少なくとも一つの調査結果によると、iPhone購入者の最大77%が、旧型iPhoneからの機種変更であるという事実が、この考えの説得力を増している(ただし、調査対象は3都市の600名にすぎない。繰り返すが売れたのは170万台である)

しかし、そもそも忘れてならないのは、170万という数字には、AT&Tに縛られていない4つの国々が含まれていることだ ― 英国、フランス、ドイツ、日本。とはいえ、AppleはiPhone 4の国別販売台数を公表していないが、その大半が米国で売られたと考えるのが妥当だろう。

では、Appleが米国内でiPhone 4を100万台以上売ったとしよう。そこでみなさんには、目を閉じてiPhoneが米国で1社の通信会社と結びついていない世界を想像してみてほしい(やってみれば簡単だ)。私はAppleの売上が倍になっていただろう、などと予測する危険を冒すつもりは毛頭ない。なに、Verizonだけを加えたとしても、倍増していたに違いない(もちろん、Appleが十分な台数を製造していればの話)。そのシナリオでさえ、2倍というのはかなり控え目な数字だ。

現時点で、米国におけるiPhone成長の最大の阻害者はAT&Tである、以上。

私はAppleもこのことを知っていると信じている。しかし、彼らがよくそうするように、この会社は市場シェアよりも利益を取る。彼らはAT&Tと非常においしい条件で取引している。iPhoneを最大の収入源にならしめるほどの取引である。もしこの独占契約をやめたとすれば、その後の他のキャリアーとの契約条件はそれほどおいしくなくなる可能性が高い ― 特にVerizonとの契約は。なぜなら、Verizonは米国最大のキャリアとしての優位性があることに加えて、ライバルであるAndroidプラットホームとも緊密な関係を保っているからだ。

つまり、AT&Tは先週末売れた170万台のiPhoneに関して、一定の功績を上げているかもしれないが、同時に、もっと売れなかったことに関しても、大きな功績を残したことになる。Appleがそのことを知らないとは考えにくい。

広報のひどさはともかく、AT&Tが一部のiPhoneユーザーに対して早期にiPhone 4へのアップグレードを許したのは、純粋にビジネス判断である。新しい電話機を手に入れるためには、これらの客は新規に2年契約を結ばなければならず、その期間同ネットワークに縛られることになる。当然のことながら、AT&Tはその月ごとに、各顧客から支払いを受ける。新契約のほんの数ヶ月分もあれば、アップグレードできるようにするために使った費用は回収できる。だから、あまりAT&Tをほめすぎるのはやめよう。

しかも、AT&Tの独占契約の条項を知る者はApple社外には殆どいないが、少なくとも何人かはAT&Tで働いている。彼らは早期に情報を手にすることができる。もしAppleがiPhoneを他のキャリアーに、例えば来年、移す計画であることを知れば、AT&Tは、顧客が簡単には逃げられないようにするための行動を今すぐ始めるだろう。どうするのか? 新しい契約で縛るのである。早期解約手数料が高くなった新契約で。

私は、これが確実に起きているとは言っていない。しかし、こう考えればAT&Tの最近の行動が、かなり解明できるのである。

というわけで、iPhone 4の数は驚異的である。しかし、来年Appleが売るiPhone 5の台数は、常軌を逸しているかもしれない。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

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コメント

Atsuhiro Teshima
単語学習では、なぜか国際展開を全然しないiKnowがレベル高いと思うのでこちらにも頑張って欲しい。英…
名無し
単語を見る→知ってるか知らないかを判別する→それを繰り返して→知ってる単語を増やすという流れですよね…
そーみ
覚えてもすぐ忘れそう。まあ、繰り返しが大切だね。
Ichiro Mizoguchi
なぜにmikan という名前なんでしょうか。学習効果高そうなので、名前付けの理由気になりますねぇ。