Amazon、1月に予告していたKindle eブックの70%印税プログラムを実施

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世界の著者、出版社に向けてのKindleのデジタルテキストプラットフォーム拡大の発表にひき続いて、Amazonは1月にKindleの70%印税プログラムの実施を予告していた。

さて、今年もちょうど半分を過ぎたところで、このプログラムは実施の運びとなった。

念のための補足しておくと、新しい印税オプションによって従来の標準的なDTP出版の印税オプションが廃止されるわけではない。むしろそれを補完するものと考えてよいだろう。

またこれも予告されていたことだが、新しい印税オプションはアメリカで販売されるeブックについてのみ適用される。

新オプションは、Kindle DX向けだけでなく、iPad、iPhone、iPod Touch、 BlackBerry、Windows、Mac、Androidアプリ向けにKindleストアで販売されるeブックに適用される。著者ないし出版社は送信コストを差し引いた定価の70%を受け取ることになる。

送信コストはファイルサイズに応じて計算される($0.15/MB)が、Amazonは「現在の平均的DTPブックのファイルサイズは368KBなので送信コストは1冊あたり$0.06以下だ」としている。

70%オプションの適用を受けるためには、次の条件を満たしていなければならない。

– 著者または出版社が設定した定価は$2.99以上、$9.99以下であること。
– デジタル版は同一内容の印刷版に比べて20%以上安いこと。
– 著者または出版社が著作権を持つすべての国と地域で発売されること。
– テキスト読み上げなどAmazonが指定するKindleストアの提供する機能をサポートすること。指定する機能はAmazonが将来新機能を開発するのに応じて追加されるものとする。
– この新オプションが適用される場合には、Kindle版の販売価格は印刷版を含むあらゆる版の販売価格を下回っていなけれならない。

この70%印税オプションに加えて、AmazonはDTPプログラムの改良も発表した。これには使いやすくなった「ブックシェルフ機能」が含まれる。またDTP出版をさらに容易にするためにプロセスは新たに2段階に整理された。

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦/namekawa01

“Amazon、1月に予告していたKindle eブックの70%印税プログラムを実施” への2件のフィードバック

  1. […] Amazonが提供するDTPプログラムの方は70%のロイヤルティオプションを提供しているが、ここから配信コスト(ファイルサイズに基づいて計算される)が差し引かれる。Barnes & NobleはこのAmazonのモデルを暗にほのめかしつつ「ロイヤルティに関する不透明さ」を排除したいとしている。 […]

  2. […] 2010年の6月以降、著作家たちは、70%のロイヤリティ制度に参加して、自分の本をKindle専用機やKindleアプリケーション(iPad、iPhone、iPod touch、PC、Mac、Blackberry、Android)から売ることができる。 […]

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