MozillaがiPhoneアプリケーションFirefox Homeを申請–Appleは承認すべきだね

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今日(米国時間6/30)のお昼過ぎ、Mozillaが初めてのiPhoneアプリケーションをApp Storeに提出した。ただしそれは、Firefoxブラウザそのものではない。

MozillaがAppleの承認を求めているのは、Firefox Homeというアプリケーションだ。それはブラウザではなくて、Firefox上の閲覧履歴やブックマーク、開いていたタブなどをiPhoneへ持ち込むためのツールだ。それらをこのアプリケーションの中、またはSafariでオープンできる。

読者は今きっと、こう考えているだろう: AppleがFirefoxを承認するはずがないじゃないか。でもぼくは、必ず承認すると思うね。

つまりこのアプリケーションは新たなWebブラウザではなくて、ユーザのデータをデスクトップからiPhoneへ持ってくるためのツールだ。このアプリケーションが内蔵しているブラウザは、AppleのSDKのツールで作ったWebKitベースのものだ。MozillaのFAQには、FirefoxとiPhoneの関係についてこう書かれている:

これは、iPhoneでFirefoxを使える、という意味か?
ちがう。iPhone用のFirefoxブラウザを発表する計画はない。OSに制約があり、またアプリケーションの配布形式が独特なので、iPhone用のFirefoxをユーザに提供することはできない。

AppleがOperaをiPhone用のブラウザとして認めたことは、一部の人びとを驚かせたが、それは単に、Appleが批判をかわすため、という説もある…Appleは、Operaがそんなに良いアプリケーションだとは思っていないから承認したのだ、と。Operaは最初だけダウンロード数が急上昇したが、その後は鳴かず飛ばずになっている。しかしFirefoxは世界で二番目にユーザ数の多いブラウザ(Safariよりずっと多い)だから、Operaのように尻すぼみにはならないかもしれない。Mozillaも、そのことをとっくに承知のようだ。

このアプリケーションは、Firefox Syncでもない。Syncは、複数の異なる機種上のFirefox間で情報を双方向で同期化する。Firefox Homeは、iPhone側へ情報をプッシュするだけだ。Mozillaはこう言っている: “ブックマークやタブの最前の変化をシンクするだけである。履歴は、最大2000項目までだ。オートシンクはない。Syncは約2〜3メガバイトのディスクスペースを使うが、Homeはその数分の一しか使わない。

MozillaのAsa Dotzlerの心配は、Appleがこのアプリケーションを認めない可能性だ。しかし、標準のAPIだけを使っているアプリケーションなら、Appleにそれを拒絶する理由はないだろう。拒絶したら、またまた批判の嵐を呼ぶだろう。このアプリケーションは、なかなかよくできてるようだし、Firefoxのユーザにとっては、とても便利だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))