[jp] ファッション検索のShopStyleが日本に上陸。中国も視野にいれたアジア展開を開始。

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サンフランシスコを拠点に主に女性向けのオンラインメディアを多数手がけるSugar Inc.は7月1日からShopStyleの日本語版を開始すると発表した。2008年9月の英国版、2009年9月フランス版、ドイツ版についで5カ国目。現在のアクセス数はグローバルで月間約500万のユニーク、約2000万のページビューだそうだ。

プレスリリースによると「アジア太平洋地区でのサービス展開は日本が初。今秋には豪州、来年には中国でのサービス開始を予定」としている。日本語版を運営するSugarJapan株式会社は今年の2月に設立されている。

ファッション情報の検索エンジンとして2007年2月に始まったShopStyleは、同年9月にSugar Inc.に買収され、その翌年に所有する膨大なデータをAPIとして公開するなど、サイトそのものが巨大なメディアというよりも、ファッション系サービスプラットフォームとしての道を進んできた感が強い。例えば「VOGUE」が運営するウェブサイト「Style.com」などはこのAPIを使ってサイト内のファッションアイテム情報を提供している。

ShopStyleで特徴的なのがMYスタイルブックというコーディネート作成機能だろう。ユーザーはサイト内でクリッピングした商品を自由にコーディネートして公開することができる。その数は全世界で30万点にもおよび、フォローしているユーザー同士で共有することも可能だ。

ソーシャルにコーディネートを共有するサービスとして日本にはiQONがスタートしているが、両者ともソーシャルの力で大量のコーディネートをつくりだし、ファッション系商品を魅力的にみせることに成功している。

そもそも友人とおしゃべりしながら買い物をすることが、ファッション系ショッピングの楽しさだったりするものだ。従来のコマースサイトではどうしても価格などの数値的指標がものさしになりがちなので、ソーシャルにつくるコーディネートやコメントは新しい購買動機を与えてくれるきっかけとして重要な要素だ。

日本語版を立ち上げるにあたり、アマゾンジャパンや楽天市場などの巨大コマースやELLE SHOP、パルコ・シティ、OREVER 21などのファッション専業系コマースサイトなど約20の事業者と提携。数万点の商品を提供し、今後1年で提携サイトを100にまで拡大させる予定だ。