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AppSumoはソフトウェアの安売りサイト–とくに起業家向け有料Webサービスの廉価セット販売をねらう

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ここ数年、高級品を大幅に値下げして売る時間制限特売がWeb上で猛烈に流行(はや)っている。1日に1点方式で大人気となったWoot’s(Amazonが最近買収)や、Grouponは、今や大ヒットだ。そして今度は、AppSumoが、何匹目かの泥鰌(どじょう)をねらっているが、ここが提供するのは品物ではなくソフトウェアとWebサービスだ。

先月立ち上げられた同社の最初の特売は、生産性(productivity)アプリケーション…よく使われるオフィスアプリケーション…のセットだった。協同ファウンダのNoah Kaganによれば、そのバンドルは55ドルで500セット売れた。売上はアプリケーションのデベロッパたちに分配される(この場合はEvernote、RescueTime、ほか数社)が、AppSumoもマージンを取る。ユーザが実際にアクティベーションコードを使ってからやっとデベロッパに支払いが行く場合もある。あるいは、ユーザが実際に使わなくても支払われる場合もある。

今日(米国時間7/21)AppSumoがやっているのは、”起業家バンドル”と名付けたセットで、CRMのBatchBlue、メールマーケティングマネージャのMailChimp、名刺作成のMOO、財務ツールFreshBooksFormstack(後者はWeb上でフォームを作るウィザード)などを束にして50ドルだ。さらにオマケとして、売上の50%がNational Wildlife Federationに寄付され、原油流出の被害に遭った鳥などの救出に使われる。

ソフトウェアの特売をやるのはAppSumoが初めてではない。何年も前からMacHeistなどが、バンドルセール(まとめてなんぼ)をやっている。でもKaganは、これからは、デスクトップで使われていたアプリケーションがどんどんWebに移行していくから、そういうサービスの顧客獲得のきっかけとして、AppSumoのような特売サイトが利用されると考えている。

Kaganの前の会社は、Gambitという特典提供サイト*だったが、昨年終わりにFacebookから閉め出された。会社はかなりダメージを受けたが、KaganによればGambitは今でも健在で、儲かっているし伸びているそうだ。しかしFacebookから閉め出された他社は、かなり困っているようだ。

〔*訳注: 特売、限定安売り、お買い得企画は’deal’、「あなただけに差し上げるチャンス!」的なのが特典と訳した’offer’。後者は、クリックすると要らないものを買わされたり、頼みもしないクレジットカードを送ってきたりするので、ここしばらく、本誌が大批判キャンペーンを展開していた。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))