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iOS 4のバックグラウンド処理機能を利用するFuture Checkin : 携帯電話の操作無用でFoursquareに自動チェックイン

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Foursquareを頻繁に使っているのなら、直ちにぜひとも入手した方が良いアプリケーションが登場した。その名はFuture Checkinで、お気に入りの場所に近づくと自動的にチェックインしてくれるというものだ。携帯電話を持ってさえいれば何もする必要はない。iOS 4の機能を使ってバックグラウンドで動作するFuture Checkinが自動的にチェックイン作業を行ってくれる。

開発者のTim Searsによると、TechCrunchに掲載した「iOS 4 Is Going To Up The Ante For Location-Based Startups」の記事や、「位置情報サービスの現状と対策、および今後の見通しについて」の記事にも影響されて開発を思い立ったとのことだ。記事の中では、いろいろなサービスを使ってチェックインを行い、結局それに疲れてしまうという「チェックイン熱中症」とでも言うべき現象について言及している。このチェックイン熱中症は広まりつつある症状だ。この症状に冒された人(本稿執筆者自身も含む)は、Foursquareにて多くのチェックインを行うために何度も何度も携帯電話を取り出して操作しなければならない。とくに頻繁に訪問するところでは機械的操作の煩わしさもその極に達する。Future Checkinは、こうした面倒を完全に解消してくれるツールなのだ。

Future Checkinの仕組みを見てみよう。まずFoursquareのアカウント情報を使って登録を行う。すると近場にある登録施設のリストが表示される。ここに表示されない施設情報も検索することができ、自動チェックインの対象にしたい施設をFavoriteに登録する。最近のチェックイン履歴からもFavorite登録することができる。ここで作成したFavoriteリストがアプリケーションの基本設定となる。このリストに登録した施設に近づく(300m以内)と自動的にチェックインされるようになるわけだ。

オプションで、最近訪問したけれどFavoriteには登録していない場所に自動チェックインするようにもできる。アプリケーションにあるMoreの部分でこのオプションの設定を行うことができる。またここでFavoriteリストへの自動チェックインのオンオフも設定できる。さらに、プログラムからの通知をオフにする設定もここで行うことができる(自動チェックインを行った際には、その旨のプッシュ通知が送られる)。また「Kill Switch」にて、バックグラウンドでの位置情報管理一切を停止することもできる。

このようなアプリケーションが登場してきたのは、iOS 4でアプリケーションのバックグラウンド処理ができるようになったおかげだ。アプリケーションを前面で動作させていなくても位置情報の収集ができるようになったわけだ(スライダーでGPS情報の取得頻度を変更することができる。頻度を下げればバッテリーをより長持ちさせることができる)。
本アプリケーションの開発者であるSearsは次のように語っている。「これはチェックイン熱中症の方のために作ったアプリケーションです。目的の場所でうっかりチェックインするのを忘れてしまったり、相応しくない場所で携帯電話を取り出してごそごそといじるのを避けたいと考えている人のためのものです。Foursquareの隙をついて偽のチェックインを行ったりすることはできないようになっています。チェックインは4時間毎にしか行えず、続けて同じ場所にチェックインすることはできないようになっています」。

またSears曰く、将来的にはFuture CheckinにGowallaにチェックインする機能も搭載したいとのことだ。現在はGowallaの書き込みAPIの実装を待っているところだとのこと(今週中にも実装される可能性がある)。そうなればいろいろな場所に複数のアプリケーションでチェックインするという作業も簡単に行えるようになる。Future Checkinはバックグラウンドでの複数サービスチェックインを実現してくれるわけだ。チェックイン熱中症の人にとってはこの上ないサービスだと言える。

iOS 4がリリースされて、Looptがまず位置情報サービスのバックグラウンド化を行った。ただLooptは自動チェックインの機能は実装していない。自動的に自分の位置を公開していくという機能を持っている。そういう意味でGoogle Latitudeに近いものだと言える。そして現在のところ、こうした機能の方が一般に受け入れられやすいのかもしれない。まだチェックイン情報というのが広く一般に認知されていない現状だからだ。しかしFoursquareのパワーユーザなどは、Future Checkinの機能を待ちわびていたことだろう。チェックインサービスの未来像を示すアプリケーションだと言える。

Future Checkinの将来に不安があるとすれば、Foursquareが独自にこうした機能を実装してしまうのではないかということだろうか。

Future Checkinは公開ウィーク限定で50%オフの115円にて提供されている。App Storeのこちらに登録されている。

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(翻訳:Maeda, H)