GoogleがJava/AjaxツールのInstantiationsを買収–GWT DesignerがGoogleから提供へ

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さらば、Google Wave

Instantaitions日本代理店)のJava/Ajax開発ツールは人気があり、中でもとくに(主にEclipse上で)Google Web Toolkit(GWT)を使うためのGWT Designerは好評だ。自分の製品名にGoogleの製品名をそのまま使っているから、同社のホームページには”GWT DesignerはGoogle Inc.が関与したり後援している製品ではありません“という断り書きがある。でもこれからは、それが要らない。Googleが同社を買収したからだ。

同社は今日(米国時間8/4)、同社のサイトで買収を確認し、顧客に通知のメールを送り始めた。同社によれば、Googleが買収したのは同社のEclipseチームとそのツールで、この機会に同社のソフトウェアの一層の高度化を図りたいと言っている。

Googleにとっては、単に人気のあるGWT Designerを手に入れるだけでなく、JavaによるAjax開発というGWTの基本線が一層強化され、デベロッパの利便性も増すことになる。しかもAjaxは、GoogleのすべてのWebアプリケーションにおいて、とても大きな成分だ。また、AndroidのアプリケーションもJavaで書くから、GoogleにおけるJavaの重要性はきわめて大きい。

というわけで、これはたいへん分かりやすい買収だ。Slideの買収ほどの派手さはないが、とても理にかなっている。

Instantiations社の声明文から引用しよう:

Googleの新居で私たちは、私たちのEclipse/Java開発に関する知識と、賞を獲得したこともある技術と、世界最高クラスの開発チームが、より一層力を増し、最先端のソフトウェア開発ツールのさらなる高度化に取り組んで参ります。しかし、何よりもまず、これまでの長年にわたる、みなさまのご愛顧とご支援に感謝申し上げなければなりません。

みなさまには、どんな影響が及ぶのでしょうか? 今現在のサポート契約は今後も履行されますので、ご安心ください。弊社のきわめて応答性の良いサポートチームが、これからもみなさまのお世話をして参ります。

なお、弊社のEclipse Java製品のダウンロードは、短い移行期の間のみ、停止させていただきます。再開については、Google Web Toolkitのブログで発表いたしますので、しばらくお待ちください。

Googleの一員となった私たちは、これからも長年にわたり、みなさまのビジネスに重要な価値を提供して参りたいと願っております。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))