Jonah Peretti
Buzzfeed

何かをヴァイラルに広めるための5大原則–世界中の退屈人口の心をつかめ

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インターネットの上で何かをヴァイラルに(viral, 口コミ的に)広めることには、明確な方法とかコツとかがないので、どうやっていいか分からない人が多いだろう。Jonah Perettiは、この、つかまえどころのない’アート’を10年以上も研究し実践している。彼がNikeに、”Sweatshop”という言葉が印刷されたオーダーメイドのスニーカーを注文したときのメールのやりとりは、数百万回も転送された。彼はこの件でNBCの朝のニュース番組Todayに出演したこともある。彼はまた、Rejection Line〔仮訳: 拒絶番号〕というものを発明したことがある。バーでナンパされた女性が相手にこの電話番号を教えておくと、留守番電話が拒絶のメッセージを語る(”残念ですが、あなたにこの番号をお教えした人は、あなたとお話ししたくありません。また、あなたにまたお会いしたいと思っていません”)。そして彼は、Huffington Postの共同ファウンダなのだ。

現在の彼はBuzzFeedのCEOとして、ものごとをヴァイラルにすることをビジネスにしている。夕べ(米国時間8/12)彼はBuzzFeedのニューヨーク支社で、何かをヴァイラルにするための5大原則を語ってくれた(下のスライド)。本誌は彼に頼んで、ビデオも撮らせてもらった(そう、彼の後ろにいるのは4Chanの”moot”だ)。ヴァイラルの5大原則とは:

  1. 「退屈のネットワーク」を作れ: 世界中で何億もの人たちが、職場でコンピュータの前に座って、とことん退屈している。今どきのコンピュータはすべて、高速なネットワークに接続されている。この「退屈ネットワーク」は、CNNやABCのような大手メディアのネットワークよりも、はるかに大きい。このネットワークの上で、人から人へ伝わっていくものを作れ。
  2. マレット戦略(Mullet Strategy)*を実践せよ: 前でビジネス、その後ろでパーティー。あなたのWebサイトは、フロントページだけまじめにして、たまたま訪れた人が逃げないようにする。クレージーなコメントや寄稿の類は、すべて後ろに置き、おもしろそうなものが投稿されたときだけ、公開する。
  3. ビッグシードマーケティング(Big Seed Marketing)をトライせよ: 企業や製品のヴァイラルなキャンペーンは、とても難しい。本当にヴァイラルなミームは、再生産が難しい。今流行っているものを利用するのは楽だが、インターネット全域に種まき(seed, シード)するために金を使え。たくさん種子(たね, シード)をまけばまくほど、それが育つ確率も高まる。Peretti曰く、”種まきは有料、収穫するヴァイラルは無料”(これが要するにBuzzFeedのビジネスモデルだ)。
  4. マニアをねらえ: Webはマニアが支配している。人びとを煽(あお)って、自分の考えを押し売りする連中だ。Peretti曰く、”人びとが、自分の人格障害を表現できるために使えるコンテンツは、ヴァイラルに広まりやすい”。
  5. ユダヤ人であるよりもモルモン教徒であれ: これはジョークだが、しかしモルモン教が成長中の宗教であるのに対し、ユダヤ教の人口はずっと横ばいだ。なぜか? モルモン教は、布教者が有能だからだ。Peretti曰く、”ユダヤ人の問題は、マーケティングがヘタクソなこと。まるで、ほかの人がユダヤ教徒になっては困る、というような態度だ”。つまり、アイデアというものは、その内容が重要なのではなく、それを広める努力をどれだけしたかが重要なのだ。

〔*: マレットは、前のほうはまともでおとなしく、後ろは派手に厚い〜長いヘアスタイル。参考: PerettiのHuffington Post時代のエピソード。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))