非公開の日記をつけるサービスOhLife: 忘れずに続けられるための工夫がおもしろい

次の記事

Appleが近距離無線通信(NFC)を今テストしている–iPhone 5に搭載か

信じられないことだが、ブログやTwitterがない時代にも、多くの人が、自分の毎日の生活の個人的な(ときには日常的な)細部を記録する方法を持っていた。しかしそれらは、世の中の人たちと共有するのではなく、整理ダンスの引き出しや枕の下に隠した冊子に、メモを書くことだった。ところが、そんな個人的な’日記’が、今のインターネットの上にもある。Y Combinatorが投資するOhLifeは、電子メールを利用すると、日記をつける習慣がまた流行(はや)ると信じているのだ。

このサービスは、とても単純だ。登録ユーザになったその日に、日記の最初の記事を書きましょうというお誘いのメールが来る。そのメールに返信を書いて送ると、それがその人の日記の最初の記事になる。記事はすべてWeb上にアーカイブされ、ユーザは見ることができるが、ほかの人には完全に非公開だ。あくまでもプライベートな日記だから、Facebookの共有ボタンのようなものはない。

毎日日記なんか書くのは面倒、という人もいる(ぼくもその一人)が、逆に、日記をつけ始めるが、数日後には忘れてしまう人も多い。このサイトは、そんな忘れん坊のために、毎日夜の8時になると催促のメールを送ってくる。そのメールに、なんでもいいから返事を書いて送ると、それがその日の日記になる。ユーザのやる気を盛り立てるために、催促のメールにはランダムに選んだ過去の日記記事が載っている。数週間前とか、数か月前、あるいは数年前のことを、回想できるのだ。

え、たったそれだけのサービス? でもOhLifeのチームによれば、最初の記事を書き送ったユーザの50%は、少なくとも一日おきぐらいに、日記を書き続けるそうだ。機能は簡素そのものだが、サイトのデザインはきれいだ。まだ収益化の方法はないが、人気が定着したら、有料のオプションも加えてフリーミアムにしたいそうだ。

OhLifeには、問題がいくつかある。まず、内容が非公開だから、ヴァイラルな(口コミ的な)広がりが期待できない。どこでも真似できるサービスだし、ソーシャルな機能がないから一定の(固定的な)コミュニティもできない。とはいうものの、たった一つのベーシックな機能だけをとてもうまく提供する、という点が、意外と人気になるかもしれない。

OhLifeは、このYCチームが始めた3つめのスタートアップだ。ファウンダたちはこれまで、IDidWorkMeetingMixを作った。後者は、まだ生きている(ただしユーザ数はそんなに多くない)。

[原文へ]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中