ネットで買って近所のセブンイレブンで現金を払う–PayNearMeをすでにAmazonやFacebookも利用

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本誌は8月の記事で、PayNearMeを取り上げた。この新種の支払いサービスは、それまでKweditという名前だった会社の製品だ。そのKweditが今年のはじめに立ち上げたもう一つの支払いサービスは、かなり世間を騒がせたが、今度のPayNearMeはすんなりうまくいきそうだ。すでに数社のメジャーな商業企業が利用しており、今日(米国時間9/14)から一般公開される。

消費者は、クレジットカードやデビットカードがなくても(それらを使いたくなくても)、PayNearMeを使ってインターネットなどでリモートショッピングができ、全国6000あまりのセブンイレブンの店から現金で支払いができる。ネットショップやテレフォンショッピングの代金だけでなく、ローンの返済や各種の送金など、PayNearMeはいろんな目的に利用できる。消費者は、ショッピングサイトなどでPayNearMeで払うことを指定し、送信されてくるレシートをプリンタで印刷する。そのレシートをセブンイレブンへ持って行って、バーコードをスキャンしてもらい、現金を払う。支払いを確認したショッピングサイト(等)は、品物をそのユーザに送る。

同社は8月からこの支払いサービスをFacebook Creditsでテストしていたが、今ではAmazon.com、Progreso Financiero,、MOL AccessPortal(MOL)、m-Via、Lexicon Marketing, LLC、AdknowledgeのSuper Rewards、Money to Go、SteelSeriesなどでも利用できる。たとえばAmazon.comでは、PayNearMeを使ってオンラインでギフトカードを買える。

PayNearMeはセブンイレブンのPOSに組み込まれていて、お客が支払うとリアルタイムで商業者サイトなどに通知が行く。商業者は、セブンイレブンがお客に渡すレシートに独自のメッセージなどをプリントさせることができる。それによってそのレシートが、コンサートのチケットや製品の保証書、ローンの支払い証明書など、様々な目的に使えるようになる。

このほか、この独自のプリント機能を利用して、PayNearMeを航空券の販売、保険料の支払い、一般的な送金など、いろんな目的に利用できる。同社も、PayNearMeを単なるオンラインショッピングの手段で終わらせたくない、と言っている。

PayNearMeのファウンダでCEOのDanny Shaderによれば、アメリカの世帯の25%はクレジットカードやデビットカードを持っていなくて、この層はオンラインショッピングの手順を面倒と感じているから、PayNearMeはまさに彼らにとってうってつけである。

オンラインで注文したものの代金を払うために、わざわざセブンイレブンまで行くことに、違和感をおぼえる人もいるかもしれない。でもShaderは、世の中には現金しか使わない人がとても多いから、そういう人たちの支払い方法として普及すると信じている。今すでにAmazonをはじめ、メジャーな商業者が利用しているし、これからはもっともっと利用企業が増える、とShaderは言う。今後消費者サイドの利用者がどれだけ増えるか、見守りたいね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))