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セカイ カメラのTonchidot、新たに1200万ドルを調達― 拡張現実/ソーシャルゲームプラットフォームのSoLARを世界展開へ

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東京の拡張現実を提供するスタートアップ、TonchidotはシリーズBのラウンドで複数の投資家から$12M(1200万ドル)の資金を調達した。出資者には日本第2位のテレコミュニケーション企業のKDDI、大手メディア企業のリクルート、広告代理店のSPiRE、ベンチャーキャピタルのDCM、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)、JAFCOなどが含まれる。

Tonchidotは2008年12月に、DCMがリードしてITVが参加したシリーズAのラウンドで$4M(400万ドル)の資金を調達している。2回のラウンドで総額$16M(1600万ドル)の資金を調達したことになる。日本のスタートアップ業界においては異例といってよい額だ。

TechCrunch50でデビューした同社は拡張現実(AR)アプリのセカイカメラでよく知られている。セカイカメラは現在iPhoneAndroidiPadウェブ上で無料で提供されている。 今年3月、TonchidotはOpenAirというAPIを発表した。これによってサードパーティーのデベロッパーがセカイカメラ内にコンテンツを表示できるようになった(2008年のTC50デビュー以後のTonchidotの歩みについては7月の私の記事に詳しい。)

“SoLAR”はモバイル・ゲームの第3の波となるか

新たな資金の一部はSoLARと名づけられたアプリケーション・プラットフォーム(Sekai Apps)の開発に向けられる。これよってサードパーティーはセカイカメラ内で作動するソーシャル/位置情報ベースの拡張現実ゲームを開発することができるようになる。TonchidotではSoLARベースのゲームについて「急速に発展中のモバイルゲームの世界にあって、伝統的なゲーム、FoursquareやBooyahのような位置情報ベースのゲームに続く第3の波となるだろう」としている。

下にエンベッドしたのはSoLAR Appsの公式プロモーションビデオだ。

SoLARは“Social、 Location、 Augmented Reality”の頭文字から取られた。セカイカメラでプレイできるSoLARゲームはすでに最初の2タイトルがサードパーティーから発表されている。アクションゲームのKaboomとユニークなTwitterアプリのCooKooだ。これらのゲームはセカイカメラのメニューから直接アクセスできる。CooKooはTwitterクライアントと位置情報ベースのARゲームをミックスしたような不思議なアプリで、ユーザーのツイートを鳩に変えて表示する。

TonchidotではSoLARベースのゲームタイトルの拡大、携帯経由の支払いシステム、FacebookやTwitterとの連携など多様な機能拡張を準備している。期待して注目したい。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01