[jp] gifteeは「マイクロギフト」でソーシャル時代のちいさなありがとうを表現する

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ソーシャルウェブが成長し、ネットを介した人と人の距離がどんどん近くなっている。Twitterを開けばいま友人がなにをしているのか理解できるし、facebookを開けば今日イベントで仲良くなった友人を名前で検索して繫がることができる。

mixiもオープンになり、このような時代に育った世代はこのことを当たり前として生活の一部に組み込むだろう。

「ありがとう」ーーどんどん広がるソーシャルウェブで毎日交わされる、つながるためのもっともシンプルな言葉。この「ありがとう」をもっと形にしたい、そんな発想でうまれたサービス、それがgifteeだ。New Context Conference 2010のイベント内でおこなわれたOpen Network LabのSeed Accelerator中間発表で最も高い評価を受けたサービスでもある。

「人々はソーシャルメディアをつかってお祝いをしている。励ましたりしている」プレゼンテーションの壇上でgiftee代表の太田睦氏は、ソーシャルウェブ上で日々繰り広げられる人々の会話に耳を向けたと語る。「お誕生日ツイートは日に20万、1時間に8000もある。では同じような感覚でギフトを贈るのはどうだろうか?」。これがgifteeの考えるコンセプト、マイクロギフトだ。

gifteeでギフトを贈る方法はこうだ。まずユーザーはgifteeのサイトにTwitterアカウントでログインする。贈りたいユーザーを検索し、ギフトを選択する。コメントなどを添えてペイパルで決済を済ませれば完了だ。贈られた側はコメントに添えられているリンクをクリックするとギフトカードがウェブ上に表示される。興味深いのはそのカードを実際に使える店舗で見せるところだ。詳しくはビデオを参照してほしい。

giftee – Screencast from Mutsumi on Vimeo.

例えばgifteeが提携しているカフェでその画面上に表示されたギフトカードを店員にみせれば、プレゼント用に用意されたコーヒーが出てくる、そんな具合だ。ありがとうの言葉と一緒に贈られたコーヒーで一息つく。そんなシーンをgifteeは提供してくれる。そう、彼らが贈りたいのはモノだけではない。そのシーン、シチュエーション、すべてを含めてシンプルにありがとうを表現したいのだ。

「実際にお店に行くこともひとつのギフトと考えている」と太田氏はデジタルだけで完結しない、ソーシャルとリアルの連結をビジネスチャンスに考えている。まだまだ細部はこれからだが、来年春頃のローンチを目指し、店舗の開拓や開発のブラッシュアップを進めるそうだ。

さて、gifteeはサービスもさることながら、その開発手法が実にユニークだ。以前紹介したVuzz同様、開発に関わるメンバーが全て二足のわらじでプロジェクトを進めている。Vuzzの場合は舟田氏がスタートアップして、その周辺に「兼業」開発メンバーが並ぶ、というスタイルだったが、gifteeはなんと代表の太田氏含め全員がまだ本業を持っている、という状況だ。

これを果たしてスタートアップと呼んでいいのかどうかは別の議論だが、実際にOpen Network Labの審査も通っているし、今仕事をしている企業からの了承ももらっているという。今の仕事が終わるとOpen Network Lab、もしくはクラウド上で開発を進める。ウェブ開発の敷居がどんどん下がり、ローンチまでのコストがやはり随分下がったということだろう。

Open Network Labから彼らに支給された金額は90万円で(審査を通過すると1人あたり30万円が支給される)発表当時、その金額が果たしてなにの役に立つのか疑問もあったが、このようなスタイルであれば開発の経費として充分だろう。実際、gifteeのメンバーがこの支給されたお金を使うのはサーバーのコストやカンファレンスなどへの移動交通費程度だそうだ。日本という環境でスタートアップする方法のひとつとして、興味深いのではないだろうか。

“[jp] gifteeは「マイクロギフト」でソーシャル時代のちいさなありがとうを表現する” への24件のフィードバック

  1. tsuyoshi より:

    しまった。Tully’sの写真載ってるw

  2. hattori makoto より:

    面白いサービスだ。日本の新しいネットサービスの形態として、ぜひ成功を応援したい。 

  3. 渡邉 宏明 より:

    ネットとリアルの融合。

  4. これは。期待してます。

  5. これは。期待してます。

  6. これは。期待してます。

  7. Tada Atsushi より:

    いいサービスですね。流行ってほしいです。応援します

  8. GX_SocialMedia より:

    リアル店舗のギフトは送料がない分、低価格ギフトを用意できるのがメリットだが、反面、グルーポン系ビジネスと同様に、店舗開拓リソースがそれなりにかかる。twitter連携ギフトサービスでは、こんな事例も http://ow.ly/2PMj3

  9. これは素敵ですね。ぜひ使いたい。注目しています!

  10. 次は社会を変える番だ…

    SXSW no title テキサス州オースティンで、2011/3/11〜20にSXSW(South by Southwest Conferences and Festivals)が開催されるそうだ。注目はソーシャルメディアと社会貢献に関するコンテンツである。 ソーシャルメディアを通じた社会変革を論じる「A Conversation About Soc…

  11. Tem Que Valer より:

    素敵なサービスだ。一度試してみよう。 http://d.hatena.ne.jp/temquevaler/

  12. […] 3. I had dinner with Mutsumi Ota, who got taken my Freedom University class a year ago and recently won the business plan contest held by Japanese strong Internet company Digital Garage. An article about his business is here. […]

  13. なんか誰かが卒研でやってたようなネタだな

  14. […] 1組目は、α版公開ほやほやのgifteeから代表の太田睦さんをお呼びしました。gifteeは小さな感謝をTwitterで伝えることができるマイクロギフトサービスで、デジタルガレージの起業家支援プロジェクトOpen Network Labの第一期プロジェクトに選出されたり、Tech Crunchにも紹介されるなど、公開が待たれる注目サービスです。お金を介したコミュニケーションデザインの話をお聞きしたいと思っています。 […]

  15. これいいな。ツイート同様、少額でサクッとお礼ができるものがそろってるとうれしい。

  16. […] そんなときに使えるサービスが「giftee」です。gifteeはマイクロギフトサービスと呼ばれるWeb上のサービスで、ソーシャルメディア上でお礼の言葉やお祝いの言葉を交わす感覚で、簡単な贈り物をするサービスです。このサービスはTechCrunchでも紹介されているように、New Context Conference 2010のイベント内でおこなわれたOpen Network LabのSeed Accelerator中間発表で最も高い評価を受けたサービスでもあります。 […]

  17. […] New Context ConferenceでファイナリストとなったGifteeやONL後サムライインキュベートが出資したSassor(サービス名はEnergy Literacy […]

  18. twitter連携ギフトサービス♪ネットとリアルが結びつきますね♪http://giftee.co/

  19. twitter連携ギフトサービス♪ネットとリアルが結びつきますね♪http://giftee.co/

  20. twitter連携ギフトサービス♪ネットとリアルが結びつきますね♪http://giftee.co/

  21. bujikore より:

    新しいギフトサービス。このサービスはソーシャルメディアを使う「有難う」という所がポイント。

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