[jp] オートスケール可能なfluxflexは数クリックでEC2が使える新感覚クラウドだ【招待コード付】

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Twitterに流れる会話は嘘ばかり?!

ソーシャルウェブ、リアルタイムデータ、フラッシュマーケティング、この3つのキーワードがトレンドだとある投資家が語ったのが今年の半ば頃。日本でもおびただしい量の共同購入サービスが生まれ、ソーシャルゲーム市場は文字通り「真っ赤な海」となってますますヒートアップを続けている。

ではなぜ突然ともいえるサービスの成功が続いたのだろうか。いくつもの答えはあるだろうが、やはりその大きな要因のひとつにトラフィックの変化があるだろう。

ソーシャルかつリアルタイムなウェブの流れは、Googleや日本のYahoo Japanが作りだす検索結果とは違った、極めてレコメンドの効いた、かつ安価なトラフィックを生み出した。これは共同購入やソーシャルゲームなどとの相性がよく、新しいビジネスを成功に導く大きな要因となったのは間違いない。

一方、サービス運営側はいつやってくるとも分らない「津波」のようなトラフィックに耐えるべく、準備が必要になった。確かに共同購入系のサイトが立ち上がりの頃、Twitterなどのソーシャルウェブから一気にやってくるユーザーの負荷に耐えきれず販売中にサイトがダウン、ということがよくみられた。同時にアクセスはフルタイムでかかるわけではない。あくまで何度もやってくる「津波」に耐える、ということが重要なのだ。

アマゾンの提供するクラウド、EC2はまさしくソーシャルウェブ、リアルタイムデータの時代にふさわしいインフラだ。急激なアクセスにもスケールして対応してくれるし、なにより自分達でインフラを抱えなくてもいい。これまでならデータセンターを契約して来るとも分らないアクセスに対して莫大なコストと準備が必要だったが、EC2ならかかった分だけ払えばいい。

そしてもうすぐ、このEC2をさらに身近にしてくれる新しいサービスが立ち上がる。fluxflexだ。3回目の東京Campでローンチ前に参加してくれた彼らは「専門知識がないプログラマーでも使える」EC2を提供すべく開発を続け、テストユーザーによる検証を経てようやく今日、ベータ版のアナウンスにこぎつけた。北米と日本の同時展開を目指し11月上旬にリリース予定だそうだ。

「EC2が出来て、衝撃的なインパクトがあった。先行投資のリスクがなくなるし、好きなタイミングで好きなだけ立ち上げられる。必要が無くなれば消すことができる。小さなスタートアップにとっては魅力的な選択肢」とfluxflexの共同創業者、深海寛信氏はEC2の魅力を語る。

一方で「使いやすいかというとブラウザ上でのコンソールもなくて、コマンドでやるのがあたりまえだった。またセットアップだったり、運用の責任がアマゾン側ではなくユーザー側になる」ため、まだ広く様々な人々が使えるようになるには時間がかかると考えたそうだ。

そこで彼らが考えたfluxflexは「ユーザーに何もさせない。ファイルのアップロードだけでデプロイが終わる。専門知識がないプログラマーでも使える」ことを目指し、初めてEC2を利用するプログラマーでも数ステップでEC2上にWebサイトを立ちあげられるインターフェースを完成させた。具体的なステップはこうだ。

まずユーザーはアカウントを作成し、fluxflexにログイン後、プロジェクトを作成する。これでサブドメイン(後でドメインマッピングも可能)が提供され、ウェブに公開されるサーバーが立ち上がるーーこれで終わりだ。提供されるのはMySQLとストレージ、レポジトリとしてgitをfluxflex側が立ち上げているので、データのアップロードはそこ経由でおこなえばいい。FTPについては「現在検討中」で、使える言語はRuby、Python、php、perlだ。

ユーザーアカウントはプロジェクトに対して後から追加と共有が可能。プロジェクト毎に共同作業者を設定することができるようになる。データベースオペレーション用のインターフェースにはPHPMyAdminがデフォルトでセットアップされる。アクセスの状況についてはヒット数、ネットワークのI/O、CPUのランタイムが確認出来るグラフをプロジェクト毎に提供してくれる。なお、SSL対応は、fluxflexドメインでの提供となる。

特徴的なのはやはりオートスケールだろう。同様のサービスにRuby on railsに特化したEC2ベースのherokuがあるが、オートスケールには対応していない。fluxflexはまず1プロジェクトを作成時にEC2の3インスタンスに分散し、万が一強烈な負荷がやってきてもその他のインスタンス含め負荷を吸収できるまでスケールしてくれる。

料金体系はフリーミアムのモデル。フリーはオートスケーリングがなく、利用制限としてディスク容量などのパラメーター制限がある。有料版は月1ドルでフリーよりもディスク容量などのパラメーター制限がゆるい。また、ディスク容量、トラフィック量、CPU処理時間でパラメーター制限を超えたポイントから従量課金されることになる。

なお、有料アカウントの提供方法はDropboxの初期と同じく招待制となる予定だ。今回fluxflexはTechCrunch Japanの読者に向けて招待コードを提供してくれることになった。50の制限があるので欲しい方はこちらの[jpsupport[at]fluxflex.com]メールアドレスまでリクエストしてほしい。メールのタイトルに【fluxflex招待コード希望】と書いて、会社名、担当者名、連絡先を彼らに知らせてほしい。リリース準備が整い次第アカウントを送ってくれるそうだ。

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