[jp]グリーがシンガポールに拠点を置く携帯SNSのmig33に出資――初の海外投資案件に

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いよいよグリーが海外への投資活動をスタートした。本日、グリーはシンガポールに拠点を置く携帯SNSのmig33に出資すると発表した。

今回の投資はmig33にとって3度目の投資ラウンド(シリーズC)になる。調達した資金はスマートフォン向けのサービス拡充などにあてていく予定のようだ。ほかの出資者は明らかにされていないが、グリーはこの投資ラウンドでmig33に対して数億円の投資を行い、同社の数パーセントのシェアを持つこととなる。

グリーは国内では10月29日に発表された20代から30代の女性に支持される化粧品口コミサイトの@cosmeを運営するアイスタイルへの出資(発行済株式の4.2パーセントを取得)や10月27日に東証マザーズへの上場が承認されたサイトの投稿監視業務のイー・ガーディアンへの出資(出資時期は昨年)のほか、gumiのようなソーシャルアプリプロバイダー数社に投資をしているが、海外企業への出資はmig33が始めての案件となる。

自社事業の周辺で事業にシナジーがあるものにマイノリティーで出資をしてきたグリーだが、海外投資についても、国内と同様に自社の成長戦略につながる、スマートフォンやPC対応、自社サービスの海外展開のためのものにマイノリティーで出資をしていくという。そこで、フィーチャーフォンからスマートフォン向けにSNS事業を展開をしていこうとしているmig33に注目したというわけだ。

両社はプラットフォーム事業者として相互に統一企画を策定して連携し、サードパーティーとなるディベロッパーが両方のプラットフォームに同じコンテンツやサービスを提供できるようにしていきたいとしている。

mig33はおもにはフィーチャーフォン向けの携帯SNSで、インドネシアやインド、南アフリカなど東南アジア、南アジア、アフリカ、中東、東欧などにユーザーが広がっている。累積では4,000万人の会員がおり、月間のアクティブユーザーが400万人程度だと言われている。また、収益はバーチャルグッズの販売で得ており、ゲームやアバター、メッセージ機能などを備えている。

mig33は今回のシリーズCの投資ラウンド以前にはAccel PartnersやRedpoint、DCMなどのベンチャーキャピタルから総額で2,350万ドルの出資を受けている