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Apple、次の戦略はモバイル支払いか?

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独占:AppleとGoogleが、モバイル支払いスタートアップのBOKUと交渉中

先日行われたAppleの収支会見で、あるアナリストがSteve Jobsに、Appleの$50B(500億ドル)のキャッシュをどうするつもりか質問したところ、Jobsは、Appleの「火薬は乾燥させて」おきたい、「より戦略的なチャンスが・・・訪れた」時のために、と答えた。すぐさま、Appleはそのキャッシュでどの会社を買うのかという憶測が飛び交った。Facebookか、Sonyか、Abobeか?

しかし、Appleは大規模な買収をしない。むしろ、小さな才能やテクノロジーを買収する傾向がある。

Appleがモバイル支払いのスタートアップ、BOKUに関心を持っているという噂がその範疇に入る。同社がBOKUとM&Aの交渉をしているという事実は、買収が起きるという意味ではないが、Appleがモバイル支払いに非常に関心を持っていることは意味している。

作るにせよ買うにせよ、両方少しずつにせよ、モバイル支払いはAppleにとって数年後には巨大なチャンスになる可能性がある。

自分のiPhoneがサイフになるところを想像してほしい。携帯電話をサイフに変える夢は、多くの会社が長い間追い求めてきたが、Appleはモバイル支払いをもっと主流にできる特別な立場にある。Appleは支払いに関して、すでにiTunesで大きく成功しており、アクティブなクレジットカードアカウントを1億6000万件持っている。PayPalは900万件にすぎない。

支払いは、楽曲、映画、アプリ、アプリ内購入などのデジタル商品から始められるだろう。すでにAppleはこのすべてをiTunes経由で行っており、iTunesは少額取引統合システムとして最上の部類に入る。そんな少額取引(マイクロトランザクション)を、クレジットカードと同じ感覚で電話料金に加算できるとしたらどうだろう。

そうなれば、Appleは今以上にiTunesでアプリや歌や映画を売るのが簡単になる。特に、クレジットカードを持てない途上国の若者たちにとって(BOKUの強みは、各キャリアーとの関係にある)。

時間とともに、こうした支払いはデジタルやバーチャルな商品から、現実世界の買い物へと広がっていくだろう。Appleが何の意味もなく、近距離無線通信(NFC)チップを次のiPhoneに載せることを考えるわけがない。iPhoneで実際に品物を買う人が増えれば、ますますiPhoneが手放せなくなる。

果たしてAppleは、次の論理的段階を踏んで、みずから支払い処理業者になるのだろうか。もしそうなれば、モバイル支払いの方程式から、キャリアーを切り捨てることが可能になる。キャリアーの請求書がiTunesに代わり、キャリアーが少額取引の処理に課していた手数料は不要になる。Appleは代わりにその手数料を自分で徴収してもよいし、iPhoneを携帯する自社顧客に還元して、iTunesストアや他の店でもっと買い物してもらってもよい。あなたのiPhoneがサイフになります:出かける時は忘れずに。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

“Apple、次の戦略はモバイル支払いか?” への3件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    日本じゃフィーチャーフォンですでに実現されているけど。今さらだよね。まぁ、海外でフェリカを使いたくないだけだと思うけど

  2. 匿名 より:

    日本じゃフィーチャーフォンですでに実現されているけど。今さらだよね。まぁ、海外でフェリカを使いたくないだけだと思うけど

  3. […] 2番株はiPhone、iPadのモバイル支払い開始 【別サイト記事「Apple、次の戦略はモバイル支払いか?」】 […]

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