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[jp]「有料視聴は年内に間に合わせたい」ーーサプライズも飛び出したUstream Asia×Cerevo対談

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11月4日に実施したUstreamAsia × Cerevo対談は大変興味深いものだった!オープンペイパービュー(有料視聴課金)、アドフリー(広告排除)、ライブ動画ビジネスの具体的なシーンやCerevo製品を使った配信の方法、BroadcasterのiPhone4対応など、これからUstreamというプラットフォーム上で巻き起こるさまざまな話題に、400人近い読者の方々が耳を傾けてくれた。本稿で書ききれない程トピックスが満載だったので、是非録画もご覧頂きたい。

UstreamAsia代表の中川具隆氏は冒頭に「動画においてスポット的な広告だけでビジネスを成立させることは難しい」と有料サービス開始の背景を説明。新たに発表されたアドフリーが「通常、配信する際にUstream側が設定した広告が挿入されることになるが、これを排除して自分たちの広告を挿入することができる商品」と解説。

以前から日本もアメリカも大手企業に対してチャネルの買い切りは提供していたが、これのエントリーポイントをさげたものになるそうだ。

もうひとつが「オープンペイパービュー。単なるペイパービューではなくオープンと名がついているように、何十万人のコンサートだけではなく、数十人の草の根的な番組であっても集金ができるような」仕組みとして発表。アメリカでの発表をうけて段階的に実装されるそうだが、中川氏によると「日本においても日本語化して年内になんとか間に合わせたい」という発言も飛び出した。

Cerevoの岩佐氏が具体的なユースケースについて質問すると「ミュージシャンが自分のCDを売りたい、iTunesに誘導したい」という要望など、テレビ通販的な使い方を希望する向きが多いそうだ。

Ustreamが商用利用解禁になるーーでは今後、ペイパービューやアドフリーの発表で配信する側のユーザーはどのようなビジネスを仕掛ければよいのだろうか。

関連して現在のユーザー数や配信コンテンツの傾向などに話が及ぶと「一概にいえないが、全世界でユーザー数(IDを持っているユーザー)が600万、配信している人が400万人、つまり400万チャネルある」状況だそうで、日本では「配信者は数万レベル。常時配信では1万を切る位。しかし1万チャネルのやりたいことがある」と説明。ちなみにユーザー数(訪問者数)は全世界で5000万。日本は約400万ほどのボリュームだそうだ。

また「トップ10のコンテンツは時事ネタが強い。例えばチリの落盤事故の話題だったり、タイガーウッズの会見は日本からも相当のアクセスがあった。コンンテンツのレコードは政治ネタ」だそうで、管さんと小沢さんの対決では複数のチャネルを通して1日のべ60万が視聴したという。

傾向として日本はなぜか、ワールドワイドとちがってトーク番組が多いそうで、またスポーツなどの応援して楽しむ、視聴者同士で連帯感持つものが人気なのだそうだ。

興味深かったのはCerevoユーザーの配信コンテンツとの違いだ。岩佐氏が「ペットのかごの上で24時間、天候チェックとか自転車に貼付けて配信など」と紹介してくれたように、Cerevoユーザーは定点カメラが多いそうだ。

中川氏も「定点カメラは重要じゃないかなと。CerevoCamのように電源さえあれば配信出来る仕組みは重要だし、一カ所での配信で意味が薄くても、日本や全世界で配信されていて、さらに地図でマッピングされたりすると違った意味がでてくる」というように、情報に価値が出ればビジネスに繫がる可能性が出てくる。実際雪山情報や道路情報は現在でもモバイルコンテンツとして課金が成立しているので、今後こういうコンテンツをUstreamで課金する事業者は出てくるかもしれない。

中川氏は「大規模なペイパービューはすでにTVバンクで実現していて、プロ野球の試合配信は当然ながらビジネスになっている。今回Ustreamでは、大規模なモデルももちろんだが、もっと小規模な、例えば塾の先生がネットで教える、商圏を広げるために課金を使うようなシーンにトライしたい。実際の引き合いとしてあるのは有料セミナー。場所の問題で悩まなくてもできるようになる」とし、岩佐氏も「ブログの創世記によく似てるな、と。ジオシティーズであれやこれやつけて月に2000円程もらえるとか。それにすごく近い世界観がある」と意見を交わした。

課題も沢山ある。アドフリーについてはUstream側の広告を抜くことになるので、当然Ustream側への支払いが発生する。ここに耐えられるビジネスを組み立てられるのかどうか。これは配信者側のビジネスセンスだ。

オープンペイパービューについても配信側の質、特にコンテンツの権利を実際に持っているかどうかを確認するため、段階的な開始になるそうだ。この点については全国11カ所のUstreamスタジオを有効活用することで対面などを通じてクリアしたいということだ。

対談の最後に中川氏はサプライズとして「UstreamのiPhoneアプリ(BroadCaster)がリリース間近」であることを教えてくれた。iPhone4に特化してインカメラ、アウトカメラ対応、フル画面対応、ソーシャルストリームに対応。iPodTouchにも対応。アップル側の承認も終了しているので近々アップデートの通知があるだろう。詳細はリリース後に確認して頂きたい。

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