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書籍ソーシャル化の草分けRethink Booksがデビュー(デモビデオあり)

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本はそのほかの印刷媒体と並んで電子化が進んでいるが、しかしまだソーシャルな部分が弱い。そこでRethink Booksは、どの電子書籍にも共有の機能を持たせ、本をソーシャルな本に変えたいと願っている。今日(米国時間11/11)ニューヨーク市で行われたTedxEastカンファレンスで、ファウンダのJason IlianとJason Johnsonが、まだリリースされていない同社の製品のデモをやっていた。会場で行った彼らへのインタビューと、デモの一部を、ビデオに収めたのでご覧いただきたい。

CEOのIlianがデモしていたのはiPadのアプリケーションだが、しかしこのアプリはeリーダーなどそのほかのデバイスでも使える。よく見るような本棚に、自分の本が並んでいる。でも、このSocial Booksアプリケーションの中でTwitterやFacebookのフレンドとつながるので、彼らの本棚にある本も見ることができる。本を読んでいる途中で、一部を高輝度表示にしたり、メモを書いたりできるが、そのとき、友だちの高輝度表示部分やメモも見られる(別の色で)。抜粋をTwitterやFacebookで共有すると、その抜粋部分のあるページにリンクバックできる。その本を買うためのリンクもある。また、アクティビティストリームのビューがあるので、そこではフォローしている人たちのコメントや、彼らが最近読んだ本などを見られる。

こういうコンセプトは、前にもあった。たとえば、電子化漫画本アプリケーションGraphic.lyなどだ。それにKindleでも、FacebookやTwitterによる共有がある程度できる。でも、電子書籍の共有にしぼった強力なアプリケーションは、これが初めてだ。

Rethink Booksはまだ、本の共有という問題の理想的な解ではないかもしれないが、でも方向性は正しいと思う。同社は出版社と交渉して、個々の書籍をアプリケーションとして使わせてもらう。そして、それらの本のソーシャルな共有機能を、今後は増強していきたいと考えている。AppleやAmazonがその電子書籍の販売をAPIとして公開したら、それらもSocial Booksアプリケーションから読めるようになるだろう。

ただしAmazonやAppleは自社でのコントロールにこだわるから、デジタル書籍の販売をオープン化しないかもしれない。でも、Rethink Booksのソーシャルブックはある意味で、Amazonが2年前に買収したソーシャル読書サービスShelfariに似ている。なぜKindleは、それを組み込まないのだろう? いずれにせよ、外部のイノベーションに対してデジタル書店をオープンにすることは、そんなに悪い考えではないと思うが。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))