モルガン・スタンレーのMary Meeker曰く「2年後にはスマートフォンの出荷台数がPCを上回る」

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毎年Web 2.0 Summitにて、モルガン・スタンレーのMary Meekerはインターネットの現状や方向性を示すデータを満載した10分間のスライドショーを発表している。今年の発表ではとくにモバイルについて力を入れていたようだ。たとえば上に掲載したのは、2012年にスマートフォンの出荷台数がPCを上回るという予測だ。同年にはスマートフォンの出荷台数が4億台に達するとのこと。参考までに昨年の出荷台数は2億台だった。

この予測は確かにあり得るものと思われる。スマートフォンは安価だし、またユビキタス環境で利用できる。すべての携帯電話がスマート化しつつあり、PC(ノートパソコン等)よりも使いやすく、ポータブルなものとなってきているのだ。ウェブを閲覧したりする用途では、より使いやすいデバイスとなりつつあると言えるだろう。またiPhone、Android、およびBlackberry用には膨大な数のアプリケーションもリリースされている。

AppleのiOS搭載デバイス(iPhone、iPod Touch、およびiPad)のみに着目した場合、他のいかなるテクノロジー製品よりも急速に普及しているということも言える。「他のいかなるテクノロジー」とは誕生時のAOLやNetscape、それに10年ほど前に普及したNTT Docomoのiモードを利用したウェブフォンなどを指す。下に掲載するスライドは、それぞれ最初の24四半期でどれほど普及していったのかを示している。

尚、iOSデバイスのデータにAndroidのデータを加えて統合すれば、2010年第3四半期のスマートフォン出荷台数の42%を占めることとなる。こうした事象の組み合わせからMeekerはウェブの将来像を予測しているわけだ。またMeekerは日本で仕事を行った経験も持っている。その日本では国内最大のソーシャルネットワークであるMixiの携帯利用者が3年ほど前にPCによる利用者を超え、今やページビューの84%が携帯経由になっている。アメリカでもFacebookで同様のことが起こるだろうか。Facebook側は確かにそうした事態に備えつつあるようだ。

Meekerのその他の予測内容などについて知りたい方は、TechCrunchでも2009年および2008年のプレゼンテーションを記事に取り上げている。

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(翻訳:Maeda, H)