好調の年末商戦。サイバーマンデーの米国内オンライン消費額は10億ドルを超えて過去最高を記録

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オンライン小売サービス事業者にとっては嬉しいニュースだろう。comScoreの最新統計によれば、サイバーマンデー(サンクスギビングとブラックフライデーの翌月曜日のこと)のアメリカ国内におけるオンライン消費額が$1B(10億ドル)を超えたとのことだ。これは昨年比で16%の増加となる。またオンライン消費額として史上最高額を記録するとともに、10億ドルを超えたのも初めてのこととなった。

尚、comScoreが11月28日に発表していたプレスリリースによると、ブラックフライデーのアメリカ国内消費額は$648M(6億4800万ドル)で、昨年比9%増だったとのこと。この数値はこの時点での過去最高となっていた。ホリデーシーズンに入ってこの日までに、オンラインでの消費額は$13.55B(135億5000万ドル)に達しており、昨年比で13%増となっていた。

comScoreのGian Fulgoniチェアマンは「消費支出額の伸びは、小売業者が通常よりも大規模にプロモーションを行い積極的にディスカウントを行ったことが原因だ」と述べている。年末に向けて、小売業者がディスカウントセールを続けていくのかどうか注目に値するところだ。

今回明らかになったブラックフライデーの新記録達成は、消費者毎の平均支出額が上がったことによってもたらされたものだ。消費額は消費者あたり12%伸びており、消費者数は前年比4%増の900万人となっている。1トランザクションあたりの消費額は10%伸びて$60.05となり、トランザクション数の方は6%伸びて1701万件となっている。

また今回の記録達成には職場から商品を購入する環境が整っていたことにも起因する。アメリカ国内の支出総額のほぼ半分(48.9%)にあたる取り引きが職場のコンピュータからのものとなっている。但しこれは昨年よりも3.8%低下してはいる。残りのほとんど(45.4%)は家庭のパソコンを利用したもので、5.8%は海外からの購入によるものとなっている。

今回の発表で消費額が大幅に伸びたことは、実はさほど驚くことではないかもしれない。昨年に比べて経済状況も大いに改善しており、小売業者は商品の価格を下げたプロモーションを行っている。comScoreは数週間前に、ホリデーシーズンの購買額が$32.4B(324億ドル)に達するだろうと予測していた。これは昨年比11%増となるものだ。しかしブラックフライデーに続きサイバーマンデーも記録破りの数値をたたき出したことで、予測数値を上回る結果となることも考えられる。

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(翻訳:Maeda, H)