Viberはスグレモノ―SkypeをしのぐiPhone向けVoIPアプリ登場

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今日(米国時間12/2)リリースされた新しい無料のiPhoneアプリViberiTunes リンク)の機能は 基本的にはSkypeのモバイルアプリと同様だが、いろいろな面でずっと優れている。iPhoneユーザーにとってほとんど理想のアプリといえそうだ。私の見たところ、大ヒット間違いなしだ。

iPhone向けViberは3GまたはWiFiネットワークを通じて他のViberユーザーと100%無料通話ができる。バックグラウンドで作動し、待機中はバッテリーを消費しない(完全に停止していても通話が受けられる。この点は後でさらに説明する)。Bluetoothも利用でき、しかも通話の接続は速く、音質も非常に良い。

iPhoneユーザーには必須のアプリだ。いや、私は別にViberの回し者ではないが、大いに感心している。

どこがそんなにすごいのか?

現在App Storeの無料VoIPアプリ分野で優勢なのはSkypeだが、Viberがユーザーに知られ始めればその地位も脅かされるかもしれない(多少時間がかかるだろうが)。

Viberをインストールすると、電話帳と同期される。この際、Viberをインストールしているユーザーにはロゴが表示されるので誰と通話できるかすぐに分かる。これだけでその相手に電話をかけることができる。iPhoneの機種も問わないし、ユーザー登録も必要ない。

Viber Mediaのファウンダー、Talmon Marcoによれば―

“Skype通話は連絡先リストモデルだ。つまりユーザーID、パスワードの設定、通話しようとする相手を検索して連絡先リストに加えるなどの手続が必要になる。Viberはこれと違い、電話モデルだ。ユーザーのIDは電話番号だ(SMSで認証する)。ユーザーは電話番号さえ知っていれば誰にでも電話をかけられる。

またSkypeと違い、ViberのiPhoneアプリはバックグラウンドで作動している最中に電力を消費しない。すっかりそのとおりだと証言できるほど私はViberを長く使っていないが、3GSのSkypeがバッテリーをひどく消耗させるのは確かだ。

Viberの良い点はもっとある。アプリを完全に停止して、バッkグラウンドでも動作していない状態にしても、依然としてViberで通話を受けることができる。ユーザーはAppleのサーバからプッシュ通知を受けるので呼び出し音が鳴る。この通知で“Answer”にタッチすれば即座にViberアプリが立ち上がり、通話が開始できる。これはほんの数秒ですむ。

Viberは人気のp2pファイル共有サービス、iMeshのグループによって開発された。ファウンダーによると、Viberは数十のサーバを世界中に設置して負荷の処理に対応しているという。

Androidユーザーも期待してよい。Android携帯向けのアプリの開発も進められており、来年の第1四半期にはリリースされるという。また無料のテキスト・メッセージ機能(現在Skypeその他の多数のアプリでサポートされている機能)も近く追加される。BlackBerry向けアプリも検討されている。

ではViberのビジネスモデルは? 基本サービスは全く無料のままとして、付加価値サービスで収入を得る予定だとMarcoは語った。ただし具体的な方法についてはまだ検討中のようだ。

これはすばらしいサービスなので、安定した収入の道が開かれることを強く期待したい。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01