YouTubeの私設警察がまたまた罪のない犠牲者のビデオを削除した

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いやみを言うわけではないが、ぼくはYouTubeにビデオを削除されたことが実際にあるので、YouTubeは個人や企業などが安心して長期間ビデオを掲出できる場所ではないと思っている。YouTubeの監視担当者たちは、とても神経質な連中で、しかも削除に関しては問答無用の絶対的権力を持っている。CrunchGearのビデオアーカイブが全部削除されてから以降は、YouTubeの利用をほかの人たちにおすすめできなくなった。YouTubeに投稿してもいいのは、この風に飛ばされる子ガモたちとか、そんなのだけだね。

ぼくがよく見る、腕時計のためのWebサイトWatchReportは、2005年から腕時計製品のリビューをYouTubeに投稿している。これまでの5年間で同サイトは、50本のリビューを投稿し、累積ビューが200万、定期視聴者が2000人いる。そのビデオが、全部消えてしまった。

11月23日に、そのアカウントは“弊社のコミュニティガイドラインに対する複数のまたは深刻な違反により”閉鎖された。そのガイドラインとは、”セックス、ヌード、憎悪的発言、どぎついショッキングなビデオ、不法行為、脅迫、なりすまし、著作権侵犯、などがないこと”だ。しかしWatchReportのビデオはあくまでも腕時計のビデオであり、オーナーのChristianが、ヌードになったり、なりすましをやったことは絶対にない。YouTubeのコミュニティガイドラインに違反している連中とは、Minxyとか、英会話を教えているあのロシア人女性なんかのことだろう。WatchReportのビデオに登場するのは、腕時計を着けた男性モデルだけだ。 〔訳注: WatchReportのYouTubeチャネルは復活している。過去のビデオがすべて復活しているかどうかは、分からない。〕

理由は二つ考えられる。WatchReportのビデオが商業的メッセージと見なされたか、またはどこかの同業者が、ニセの悪質ビデオを投稿したのだ。真相は誰にも分からない。はっきりしているのは、ビデオを消されたことに対してWatchReportがまったく無力で、何もできないことだ。一方YouTubeは、相変わらず海賊版の音楽や、4chanの連中などによる大量のポルノをホストし続けるだろう。

このお話の教訓は何か? 重要なビデオをネットに載せたいときはVimeoなどを使おう。さもないと、突然削除されて、上の画像のような簡単な告知をもらうだけになりかねない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))