GoogleのeBookをiPadで読んでみた

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ソーシャルネットワーク:黎明期の動き

今日(米国時間12/6)GoogleがeBookストア開店した。用意された書籍300万冊はその大部分が無料だ。私はiPadでいろいろいじってみているが、iPadアプリはまだ入っていない。なぜならこのeBookはブラウザーで読めるからだ。iPadAndroidのアプリは提供されているが、もしGoogleがブラウザーでの読書を満足行くものにできれば、こうしたアプリが不要になる。しかしながら、今のところこのブラウザー内ブックリーダーにはがっかりしている。

ブラウザー経由でGoogle eBooksにログオンすると、本棚に次の無料eBook3冊が入ってる。Alice’s Adventures in Wonderland[不思議の国のアリス]、 Great Expectations[大いなる遺産]、Pride and Prejudice[高慢と偏見]だ。iPadや携帯電話だけでなくパソコン上のブラウザーで見ることもできる。[訳注:現在日本からはアプリのダウンロード、eBookの購入ともにできない]

Google eBooksの長所の一つは、次回本を読む時に前回読んでいた位置を覚えていて、そこから始められることだ。デバイス間でも同期するのでノートパソコンで読み始め、続きを携帯で読み、夜タブレットで読み終えることもできる。このブックマーク機能はどのデバイスでも使えるはずだが、私の経験ではデバイス間の同期がうまくいったのは半分くらいだった。うまくいかない時は、今読んでいるデバイスで最後に読んでいたページが残っている。手動でブックマークを設定することもできない。

このブラウザー用ブックリーダーは簡素だが機能的だ。iPadでは一ページずつ縦に読んでいけるほか、2ページずつ横に読み進むこともできる。フォントを変えることもできて、自分でスキャンした本も読める(下のスクリーンショットで、スキャンしたものと「テキスト流し込み」版とを比較されたい)。Google eBookは、元のページ区切りをできる限り維持しており、これはKindleにみられる意味不明な「位置」番号よりずっと良い。ただし、AppleのiBookアプリのようなページめくるアニメーションはない。些細なことだと思うかもしれないが、あのアニメーションはiBookでデジタル書籍を楽しくさせている細かい工夫の一つである(私の子供たちは、私がAppleのデジタル読書アプリに付いてきた「クマのプーさん」を読んでやる時、誰が次のページをめくるかでケンカになる)。ブラウザー版とは異なり、eBooksのiPadアプリはページめくりアニメーションを行う

ブラウザー版Google eBookリーダーで私がもっと残念に思うのが、ウェブもHTML5も活用していないことだ。GoogleにとってこのリーダーはHTML5のすばらしさを本物の製品で見せる絶好の機会だったはずだが、主として基本的なJavascriptしか使っていない。もうひとつ、自社製品にソーシャル要素を加えることに躍起になっている会社にしては、このeBookには何らソーシャルなものがない。本の特定ページへのリンクを共有する術はなく、これは抜粋部分や、著作権の切れた無料の本についてさえも同じだ。少なくともパブリックドメインの本では、リンクを共有できるがそれぞれの本の最初のページに飛ぶだけである。Googleはウェブ上のブラウザーで本を表示するためにここまで努力しながら、ウェブの他の場所からリンクを通じて行き来する能力を削ってしまった。言うまでもないが、リンクは、ウェブそしてGoogle自身の検索エンジンの土台をなす基本構成要素である。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)

“GoogleのeBookをiPadで読んでみた” への4件のフィードバック

  1. Inetgate より:

    選択される3冊は人によって異なるようです。
    ちなみに自分は「Frankenstein, or, The Modern Prometheus」、「Wonderful Stories for Children」、「Pride and Prejudice」の3冊でした。

  2. Inetgate より:

    選択される3冊は人によって異なるようです。
    ちなみに自分は「Frankenstein, or, The Modern Prometheus」、「Wonderful Stories for Children」、「Pride and Prejudice」の3冊でした。

  3. Inetgate より:

    選択される3冊は人によって異なるようです。
    ちなみに自分は「Frankenstein, or, The Modern Prometheus」、「Wonderful Stories for Children」、「Pride and Prejudice」の3冊でした。

  4. Inetgate より:

    選択される3冊は人によって異なるようです。
    ちなみに自分は「Frankenstein, or, The Modern Prometheus」、「Wonderful Stories for Children」、「Pride and Prejudice」の3冊でした。

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